12月の投資運用成績~「やはり過去最高益を達成」
ミニ株・投資信託・外貨MMFに分散投資する我が「相模太郎ファンド」の12月の運用成績は、基準価格10500円、前月に引き続き過去最高益を更新した。○プラスに貢献した部門・ミニ株:セブン&アイ、トヨタ自動車、ソニー、デンソー ミニ株については、日経平均株価の一段高に連動して保有銘柄も値上がりした。利益確定も行った(野村HD・京セラ・セブン&アイHD)。セブン&アイについては明らかに利益確定を早まった。売却後のわずか一週間後、西武百貨店との経営統合が発表されると株価はストップ高となった。一個人がこのような情報を事前に察知することは不可能であり、短期売買で利益を上げる難しさを痛感したまでである。・投資信託:フィデリティグローバルファンド、グローバルソブリン、フィデリティ中小型株 日本や欧州における株価の堅調ぶり、全体的に見て円安傾向とあって、外国株式に投資するファンドは上昇した。フィデリティグローバルファンドは文字通り世界の株式に投資するファンド。一方、フィデリティ中小型株は、日本の東証2部やジャスダック等に重心を置いた運用をするファンド。保有ファンドで最高のパフォーマンスである。ハイリスクハイリターンな世界は投信でプロに任せるのが基本方針。投信でもかなり値動きは荒いだけに、保有額は少なくせざるを得ないのが悩みどころ。・外貨MMF:カナダドルMMF 最近の原油高や、全体的な商品市況の高騰で、資源国の通貨は高い。カナダドルはその流れをまともに受けて暴騰した。はっきり言って、ここまで行くとは予想できず、買い増しのタイミングを逃してしまった。これからも上昇するなんてさらに分からない。○マイナスに作用した部門・ミニ株:日産自動車、東京電力 これらは、保有金額が少ないので影響は小さかった。・外貨MMF 米ドルMMF。今年も一本調子で上げ続けた米政策金利。住宅ローンを変動金利でやってたら死にそうになるくらい上げた。12月に入り、来年は利上げも打ち止めの観測が流れたところからドル円は121円から116円まで下落。相模太郎ファンドも、ドルの上昇はこの辺までと判断して米ドルMMFを切り売りした。現在、ユーロと豪ドルMMFを「積立式」に増やす作戦を続行中。