こちらの大納会は「ちょっとにんまり」で幕。
外貨預金口座(米ドル)を解約した。大昔にドルを売った後、ずっと使っていなかった。外貨投資は既に証券会社のMMFに移行してしまっており、外貨預金活用の機会はほとんどなくなってしまった。外貨MMFの方が為替手数料が安いし、アメリカの追加利上げの影響を正直に反映するMMFの魅力は高まるばかりだった。 思えば、あの米ドル外貨預金をおそるおそる始めたのが全ての始まりだと言っていい。ドルを買ったのはいいけれど、円高になりそうなので為替予約の手続きをしてどうにか利益を確保した「きわどい」ものだった。初めから冷や汗をかかせられたことで、その後の「バカみたいに慎重」路線に繋がっていくのである。日々目指すのは「1銘柄の値動きぐらいで左右されない体制」である。あれからいろいろあったなぁと少々感慨深げになってしまった。 口座解約の手続きをしただけなのに、銀行さんはなぜか景品をくれた。投資信託は稼働中で、確実に評価益を出している。息の長いお客さんだとでも思ったのだろうか。息の長さは誰にも負けない。1ヶ月1万円で積み立てていくのが現在の主流なのだから(笑)。12月の運用成績~過去最高益を更新中 ミニ株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の12月の運用成績は、基準価格10900円。過去最高益を更新した。こわいぐらい評価益が膨らんだのだが、特に何か仕掛けた訳ではなかった。計算の基準になった28日の株価や為替市場が、こちらにとって都合のいい流れだったから、ただそれだけのことである。しかしながら、投資信託や外貨MMFを積み立て式に買い付けている立場からすれば、平均単価がじわじわ上がってしまう心配も。○プラスに貢献した部門・ミニ株:ソニー、デンソー、トヨタ自動車、本田技研、東京電力 ソニーは未だに元本を割っている。ミニ株だから助かったようなものである。それでも戻してくれただけでも大助かりだ。トヨタは7900円をつけた。取得価格の約2倍になったのである。個人的にトヨタのクルマは欲しいと思ったことが無いのだが。東京電力も堅調だった。・投資信託:フィデリティグローバルファンド、グローバルソブリン NYダウや欧州株も堅調だから、外国株式ファンドも好調だ。外国債券部門でも、ユーロがあんなけ高いのなら悪いはずがない。外国株式ファンドもちびちび積み立てを行っているので、高値づかみも気になるところ。・外貨MMF:ユーロMMF、米ドルMMF 米ドルMMFは、実は元本を割っている。あれだけ高い利回りでもドル安の痛手が残っているのである。それでも119円近くなるとかなり戻してくれる。こんな訳で、突出して高くなっているのがユーロ。ユーロは1ヶ月1万円で積み立て最中で、積立をやめようかと思うくらい高くなってしまった。ユーロ高=ブランド品が売れなくなる、と思いきや、人間の心理とは不思議なもので、逆にステータスを感じる人が多いので売れ行きもいいらしい。単なる為替的な現象であることを都合よく解釈されるところにブランドの強さがあるのか。○マイナスに作用した部門*今回は該当がありません。こちらの「大納会」は「ちょっとにんまり」で幕。