「商品市況に投資する」ことで倫理的な問題に悩む必要はあるのか~私のような小口投資家の場合・・
日本株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の7月27日現在の運用成績は、基準価格11021円(評価額を投資額で割っただけの話)、6月末と比べると、全くと言っていいほど変わらなかった。ここ数ヶ月、様子見姿勢が続いているので、何も動かしてないまま惰性で持ってる銘柄の値動きをチェックするだけだ。プラスに貢献した部門商品:金積立金価格が再び反発した。数年前、何も考えずに始めた純金積立が、最大のパフォーマンスを生んでいる。最近、金価格ETFが登場したというので、そちらに乗り換えようか?と悩んでいる。金積立は、手数料的に割高だと思うが、1キロバーを目指すという楽しみも捨てきれない。マイナスに作用した部門投資信託:ワールドリートオープン、ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)、三菱UFJ外国株式インデックスファンドこれらは、常に下げ続けている部門。ピクテ・グローバル・インカム株式ファンドは、電気・ガス・水道などの公的インフラに関連する企業に投資するファンド。だから下げも緩慢なのが助かる。三菱UFJ外国株式インデックスファンドは、ただいま積立中。目標金額に達したら、新興国に投資するファンドを徐々に買い増していこう、という計画。↑我慢の積み立て・・・↑相模太郎ファンドの推移日本株:トヨタ自動車日本株で持っている株が、現在のところトヨタのみである。そろそろ何か追加しようか?と考えているものの、なかなか決心がつかない。野村ホールディングズを買おうかと思っていたが、あのとおりサブプライムローンの巨額損失を抱え込んで赤字に転落・・・そういう時こそ種を撒くべきか? ところで、気になるのはトヨタの北米戦略。ガソリンをがぶ飲みするピックアップトラック部門の売れ行きがさっぱりだという。ピックアップトラック・・・アメリカのことしか考えないアメリカ人を象徴するような存在だが、さすがの彼らも最近のガソリン高はこたえたらしい。今や北米市場も小型車への転換が猛烈な勢いで進んでいる。 ←アメリカ人もこーいうのに乗らないと投機マネーを排除せよ!と一部マスコミは吠え立てているが所詮、小口の個人投資家に「商品市況にカネをつぎ込むことの倫理的な問題」に悩む必要は無いと思うのだが、いかがだろう?これからのインフレリスク、食料品や光熱費の高騰というリスクをヘッジするためには、何らかの指標に連動する投資信託を検討する発想につながる。 グローバル・アンブレラUBS フード(豪ドル連動型)というファンドを購入することにした。これは、商品市況における食品関連セクターとの連動を目指す投資信託だ。豪ドルとも連動するから、為替のことも考慮に入れなければならない。食料品価格は今後とも上がるだろう、という漠然とした不安から買ってみたものの、こんなことをするから食料品は上がるんだ!という葛藤が生じてくる。かと言って、何もしなければ、手持ちの預貯金は実質目減りするしなぁ。