11月の投資運用成績~引き続き円高に苦しむ
日本株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の11月28日現在の運用成績は、基準価格10128円(評価額を投資額で割っただけの話)、先月末に引き続き続落となった。まだプラスを保っている訳で、案外しぶといが、「あと数ヶ月で基準価格が1万円を割れるのは確実」と踏んでいる。鍵を握るのは、やっぱり為替相場だと感じている。プラスに貢献した部門商品:金積立金価格は、一時底をつけた後に反発。積立中なので、どっちでもいいが、一応「財産の保険」なので・・・。マイナスに作用した部門投資信託グローバル・アンブレラUBSフード(豪ドル連動型)~これは食料品価格と連動するファンド。豪ドル建債券に投資するから、豪ドルが安くなるとそのまま基準価格の下落につながる。商品市況の下落と豪ドルの下落で元本を大きく割ってしまった。たった3ヶ月で基準価格が半減ですよ! だからって食料品が半値になった訳じゃない。最近「円高還元セール」なるものを流通各社が実施している。今後もオーストラリア産の輸入食材が多少割安になるだろう、という期待ぐらいはしていいか。中央三井高金利ソブリンオープン~豪ドルやノルウェークローネなど、どちらかというと資源国の比率が高い。資源価格が急落するともちろん為替も総崩れに。三菱UFJ外国株式インデックスファンド~これはもう仕方ないという感じ。株式市場全体が下がっているので・・・。積立中なので下値を着々とすくっていきたいところ。ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド~電力会社等の公益企業に投資するファンド。値下がりはしたが、下げが緩慢なのが特徴。一般的に公益株は下落局面に強い抵抗を示す。そうは言っても株式市場全体が下がると、やっぱり下がることも事実。オーストラリアドルの急落・・・MMFや投資信託にも影響が!Au@FunWeb オーストラリア大好き!さんからいただきました。↑相模太郎ファンドの推移外貨MMF外貨MMFは、米ドル・ユーロ・豪ドル・カナダドルを分散して保有するというやり方。このところの円高で、元本を割ってるのは仕方ないが、ユーロと豪ドルは積立中だから「はっきり言ってどっちでもいい」という感じ。米ドルも余力を残してやってるから助かったが、「いつ追加するか」悩んでいる。というか「米ドルなんか持ってても仕方ない」という感じも。 とにかく「円高」のダメージをまともに被った、という感想しか出てこない。しかしながら、円高のメリット・・・輸入品の価格下落などなど、前向きに考えられることも決して少なくない。日々の生活で「円高還元」を積極的に享受していきたいところ。