12月の投資運用成績~かろうじて踏みとどまった!~トヨタ株は冴えず、グローバルソブリンの反発が救い・・・
日本株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の12月30日現在の運用成績は、基準価格10128円(評価額を投資額で割っただけの話)、前月と全く変わらずということで、かろうじて踏みとどまった。まだプラスを保っている訳で、案外しぶとくやらせてもらっている。詳細に点検してみると、分野ごとにプラスマイナスがまちまちだった。プラスに貢献した部門投資信託グローバルソブリンのみ 先進国の長期債は堅調だと思うし、やっぱりユーロが少しだけでも持ち直したからだと思う。比較のために保有してる「三菱UFJ外国債券オープン」も若干反発した。外貨MMF・外貨預金ユーロMMF、スイスフランの外貨預金 比較のために保有してるスイスフランの外貨預金が、前月に比べて評価損を減らした。こういうのが一つでもあると助かる。ほかでの損を打ち消してくれるからだ。はてなグラフで「為替相場」を記録している「matanuki」さんのグラフのリンクを貼ってみました。左側が米ドル、右側がスイスフラン。為替相場の動きが一目瞭然です。「matanuki」さんのグラフ、これからも重宝させていただきます。↑米ドルは不安定な展開↑スイスフランは反発マイナスに作用した部門日本株トヨタ自動車、デンソー 自動車産業は全滅だ、などと週刊誌が大袈裟に騒ぎ出した。最悪の組み合わせかもしれないが、自信を持って保有している銘柄。もちろん短期で回す発想など、初めからない。来年は、あと2銘柄くらい、何かを買いたいところ。 ついに営業赤字に転落したトヨタ自動車。去年の2月は株価8000円台をつけていた。6割も下落したことになる。そんなに下げても、自分のファンドが「まだ評価益が残っている」ことに満足せねばならない・・・。↑苦戦する「レクサス」↑相模太郎ファンドの推移投資信託中央三井高金利ソブリンオープン~豪ドルやノルウェークローネなど、どちらかというと資源国の比率が高い。資源価格が急落するともちろん為替も総崩れに。ノルウェークローネは、「ひたすらずーっと下げている」状況。3ヶ月かそこらで「20円から13円まで下げた」のだ。もう笑うしかない。三菱UFJ外国株式インデックスファンド~積立中なので下値を着々とすくっている状況。やっと下げが止まった!世界全体の流れをよく反映すると思うので、引き続き注視。ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド~電力会社等の公益企業に投資するファンド。値下がりが続いている。少し下げがキツいのが気になるところだが。外貨MMF 米ドル・カナダドルが引き続き下げている。アメリカはゼロ金利になる訳だから、分配金が期待できないのが辛い。助かったのは保有口数が少ないこと。*今年もいよいよ終わりです・・・。 今年後半の、悪夢のような状況・・・アメリカ発の金融危機でドミノ倒し的に襲ってきた不景気・・・トヨタさえも営業赤字に転落するという深刻な事態だ。派遣労働者が次々と「解雇」され、住むところも失い街をさまよう人もいる。 困るのは、この危機は誰の性なのか?と問われてもよく分からないこと。マスコミは、大企業のバッシングや政治の非をあげつらうことに終始している。日本を駄目にしたのは、自分以外の誰かだ、と全員が思っても、何も解決しない。「問題の片棒は、自分も担いでいる」と考える方が現実的ではないか?若い人々は「派遣切り」に苦しみ、お年寄りは「後期高齢者」の施策に憤慨しているが、今の政権与党を総選挙で大勝利に導いたのは誰だったのだろう?「ホリエモン」に代表する市場原理主義者に喝采を送ったのは、誰だったのだろう・・?