探査機はやぶさ~JAXA相模原キャンパスの実物大模型を見学
6月13日、日本時間の午後10時51分に大気圏突入→オーストラリアの砂漠に落下した小さなカプセル・・・。2003年5月9日に打ち上げられた小惑星探査機はやぶさが、地球に帰って来たのだ。この探査機は、2005年に小惑星イトカワに着陸し、表面の試料サンプルを採取した。世界でも初の試みだそうだ。試料は、特別な容器に格納され、大気圏突入時の高温状態 (2万度に達する) に耐える仕組みになっている。試料の入ったカプセルは、オーストラリアの砂漠に落下、豪空軍の協力のもと、日本側スタッフによって回収された。JAXA:宇宙航空研究開発機構では、特設サイトやブログを立ち上げて、はやぶさ帰還の情報を配信している。JAXA相模原キャンパス~既に見学者多数詰め掛けるJAXA:宇宙航空研究開発機構といえば、わたしの住む相模原市にキャンパスを持っている訳だ。早速お邪魔してみた。報道発表を受けてか、見学の受付は列が出来ていた。そらそうだろなあ。このキャンパス内は、ロケットの野外展示や、模型を中心とした館内展示なども行っている。昔は 「一般公開日」 が年に数えるくらいしか無かったが、現在はほぼ毎日見学を受け付けている。 もちろん、見学者のお目当ては 「はやぶさの模型」 だ。相模原キャンパスでは、帰還当日の夕方から 「相模原管制室ライブ中継」 を深夜まで行った。もちろんネットでも配信する。その後、相模原市立博物館ではやぶさのカプセルを展示、見学者殺到!JAXAでは、探査機が持ち帰ったカプセルの回収→JAXA相模原キャンパスへ搬入→分析作業が進められている。はやぶさのカプセルは、相模原市立博物館(JAXAの向かい側にある)で一般公開された。7月30日~31日の2日間という限られた期間である。もう見学者が殺到している。これほど大勢のお客さんが来るという前提が無いから、付近の道路は大渋滞、博物館前も長蛇の列だったようだ。相模原市も連日猛暑が続いているため、炎天下で入場待ちをするときは体調に注意が必要であろう。