自分で勝手に大納会~今年の投資運用成績を振り返って
日本株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の12月25日現在の運用成績は、基準価格10486円(評価額を投資額で割っただけの話)。年初から見ても微増の結果に終わった。これまでにも、ギリシャ発のユーロ危機、円高進行に伴う日本株の続落など波乱もあったが、NY株式市場もある程度堅調であるし、新興国の勢いもまぁそれなりにある。引き続き分散投資・長期投資のスタンスで推移を見守って行きたい。プラスに貢献した部門日本株:デンソー 年間を通して見た場合、やはりデンソーの底堅さが目立った。バレー女子部がプレミアリーグ3連覇中の東レをフルセットで下し初優勝とのことで、おめでとうございます・・・。それはそうと、2011年度の通期見通しについても売上高・営業利益を上方修正するなど、頼もしい限り。新技術としては、路線バスの背中に付けてるパッケージクーラーの部品。新型ハイブリッド路線バスに搭載されるそうで、アイドリングストップ時の冷房を可能にしたシステムで、これでさらなる燃費向上を図れる・・・一例ですが、こんなものを作っている会社です。 投資信託:三菱UFJ外国株式インデックスファンド、国際投信ワールドリートオープン 年間を通して見ると、紆余曲折があったものの、それなりに微増といった感じ。ただしまだまだ評価損を抱えている。回復続くリートファンド相模太郎ファンドの推移外貨MMF:豪ドルMMF 円高基調だが、オーストラリアドルに関しては対円で見てもやや堅調だった。ということは、米ドルやユーロを基準に考えたら猛烈な豪ドル高だったことになる。この通貨は、商品市況と関連が強いので、多少評価損が出ようがずっと持っている。金利も高いからそれなりの投資妙味があると言えようか。マイナスに作用した部門日本株:トヨタ自動車、東宝、池田泉州HD さて、東宝の第2四半期報告書によると、東宝帝国劇場が開業100周年を迎えたというネタが紹介されていた。演劇界の最高峰に位置する帝国劇場~映画よりはるかに古い歴史を持つ演劇・・・この世から決して無くなることはない!という高井社長のセリフに、すいませんね、わたし全く演劇に疎い人間なんで・・・と己の不勉強を感じた。ミュージカル、歌舞伎、タカラヅカ・・・こうしたジャンルはやはり個人的に好みが分かれるし、それが出足を鈍くする。帝国演劇が次に目指すものは何か?特定の好みの人たちだけで盛り上がるのか、何でもアリなのか、お手並み拝見といったところ。外貨MMF:ユーロMMF、米ドルMMF 今年一年を振り返って、やはりユーロの不振が響いた。ギリシャにおける財政危機に端を発したユーロ危機。ユーロだけでなくアイルランドもあやしい等など、ドミノ倒し的に市場不安が駆け巡った。 しまいにユーロ解体論まで出ている訳だが、ではユーロ解体となればどうなるのだろう。拙者は迷わずドイツマルクに替える。多くの投資家が同じことを考えるだろうし、そうなると超マルク高になってドイツ輸出産業は壊滅する。なんだかんだ言ってドイツ産業界は、ほどよいユーロ安で得をしている訳だ。 ユーロが安かったこともあり、1ヶ月毎の積立を延長していたが、このヘンで打ち切ることにした。さてこの後はどうなるのか・・・。