映画「宇宙兄弟」×金環日食=月!
東宝の株主優待券を何に使おうか迷っていたが、やっぱり「宇宙兄弟」に決まりだ! ということで、札幌シネマフロンティア(札幌駅の駅ビルの中にある映画館)で「宇宙兄弟」を鑑賞してきた。ちなみに札幌シネマフロンティアは東宝の直営ではないので、東宝配給の映画だけ優待券が利用できるのだ。さてこの映画は、2025年という時代設定で、宇宙飛行士を目指す兄弟が主人公。日本人初の月面着陸に挑む弟と、それを見守りつつ自らも宇宙飛行士を目指す兄の物語である。漫画家小山宙哉氏の作品を映画化したそうで、5月21日の金環日食を目前にうまくタイミングを合わせたのか、ただの偶然なのかは分からないが、目前に迫った天体ショーがこの映画にとって追い風になったのは否めない。 へぇーこれが漫画版ですか・・・映画では、JAXA「航空宇宙研究開発機構」における宇宙飛行士訓練のシーンが予想外に見応えがあった。訓練施設での場面は、残念ながらJAXA相模原ではなく、つくば市の施設という設定のようだ。 実は拙者はちょっと前まで相模原市に居住していた。JAXA相模原のキャンパスは、拙者の実家から歩いて行けるくらいの距離にあるのだ。小惑星へ行って戻ってきた探査機「はやぶさ」をコントロールしていた施設としてすっかり有名になった。はやぶさ帰還の際の騒ぎはすさまじかったな・・・。JAXA相模原キャンパスにある展示の数々・・いよいよ金環日食の瞬間が・・・JAXA相模原でも観察会が拙者が現在居住している札幌市では、ほとんど日食を見ることができないが、相模原市内では明日(5月21日)の午前7時半頃に金環日食がみられるそうだ。 当然のことだが、JAXA相模原では観察会を実施するという。しかも市内の小学校では登校時間を早めて校庭で観察会を実施予定。児童向けに用意された観察スコープは、映画「宇宙兄弟」とのコラボとして、原作者小山宙氏のメッセージまで入っているという。しかもJAXA職員が小学校に講師まで派遣するという。盛り上がってるねぇ。この金環日食の経済効果は164億円!というのは「阪神タイガース優勝の経済効果などユニークな研究で知られる関西大大学院の宮本勝浩教授の試算」・・・「阪神タイガースの・・・」という前置きが味わい深いが・・・国定教授じゃ無かったのが残念。 さらに・・・大和証券のアナリストによると、日食が起きる日は株価上昇の可能性が高い、という。天体の大きな動きが人間の感情を高揚させるってそれほんまかいな・・・。