勝手に自分で大納会~運用成績は大幅続伸で幕
日本株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の12月22日現在の運用成績は、基準価格10845円(評価額を投資額で割っただけの話)。年初の基準価格10349円からみて大幅上昇となった。特に、衆議院解散総選挙からの思惑に釣られた相場の急上昇が色濃く反映された感じだ。日本株の状況トヨタ・デンソーを所有しているが、年末にかけての円安傾向に釣られて急上昇した。元々業績は悪くないので、あとは株価次第といったところだが。東宝も成績がいい。絶好調、一人勝ちと言ってもいいかもしれない。ちなみに最近の株主優待で見に行った映画は 「のぼうの城」~北条氏の支城であった 「忍城」 が秀吉軍に包囲され、絶体絶命の状況に追い込まれるが、小田原開城まで持ちこたえるという奇跡の物語である。これはけっこう見応えがあった。忍城がある埼玉県行田市では、見学者が後を絶たないという。拙者は現在札幌市在住~いつか関東に出た際には立ち寄ってみたいものだ。オフィシャルブック出た!相模太郎ファンドの推移長瀬産業の株主優待~謎の粉末「トレハ」意外にも株価が伸び悩んだのは長瀬産業。増収増益を達成し、これまた成績は申し分ないのだが・・・。気になったのは、林原の買収にともなう食品関連への参入。株主優待ということで、入浴剤やら化粧品のカタログと同時に、林原の開発した 「トレハ」 という食品添加物が送られてきた。長瀬産業の株主優待~右は「トレハ」のセットこれは砂糖と同じ糖分の一種だそうで、過酷な環境に暮らす植物や昆虫が体内に持っているという。要は 「フシギな力がある」 というのだ。トレハを溶かした水に野菜を浸すと、鮮度を保つという。魚介類の臭みを抑制し、出し巻卵がふっくら焼きあがるという。 舐めてみると、確かにちょっと甘い。でも砂糖の代わりは無理と言える。 野菜なんて買ったらすぐに使ってしまうし、魚介類の臭みも味のうちだと思ってるし、出し巻卵はちょっと作れない。付属のレシピに従って料理に使ってみたが・・・お好み焼きに入れるとさすがに甘い!ご飯に入れても味の違いが分からない!ホットケーキに入れたらどうも「?」 結局この粉末、どう使おうかと悩みつつ、しばらく放ったらかしになってしまった。一般消費者向けの代物ではなさそうだ。保有している投資信託も軒並み上昇 やっぱり為替の影響が大きい!というのは、「日本株は個別株で、外国株式・外国債券は投資信託」 というスタンスだから。だから為替の影響をモロに受ける。 ここで、新興国の株式に投資する投資信託を売った。新興国の債券に投資する投資信託も売った。幸いだったのは、新興国債券投信が米ドル建てだったということ。ブラジルレアルが下落し、資源国通貨も軒並み下落し、ああ手を出さないで良かったと思っていた。 だが、新興国の株式・債券とも魅力が無い訳ではないので、長期的にこつこつ買い増すことも考えている。積み立てるような感覚で。 思えば8年ぐらい前、東京電力とかソニーとか持ってた時代もあったなぁと、昔のことを思い出す。両親がシャープの液晶テレビを買った時分、シャープの株に投資する気が無かったのは、単に運が良かっただけ、かもしれない。それでも野村HDの株は失敗だったし、投資信託でもまだ元本を割っているものが複数ある。長期的にリスクを分散させ、急激な環境変化に耐えうる運用を来年も目指したいところだ。 ということで、少し早すぎるところだが、勝手に大納会をやらせてもらって今年はこれで幕・・・。