北海道出身の嫁が動物園のホッキョクグマ状態~涼を求めてお台場へ・・・
梅雨も明け、とうとう夏本番がやってきた。北海道出身の嫁は、氷まくらを抱いて茫然としている。その姿は、氷の差し入れを肌身離さずにいる天王寺動物園のホッキョクグマと同じだな(笑)。 扇風機もフル回転だ。後ろに見えるのは電気暖炉。シーズンオフも「オブジェ」として定位置に置いているが、暑すぎて見るのも苦痛になってきた。 昨日は暑さしのぎと暇つぶしに村の図書館へ行った。図書館はクラシックのCDが大量に並んでいて、面白そうなのを物色する。笑えたのは、「交響曲第1番 (佐村河内守)」も堂々とあったことだ。世間の批判にも毅然として置いてるのか、ただ前から置きっ放しにしているだけなのかは分からないが・・・。 結局借りたのは、ラフマニノフ:ピアノ協奏曲全集で、アシュケナージ演奏の「第4番」の録音がカセットテープのままだったので、さすがにもう1回、新しく録音したいと思ったから。第4番は、アシュケナージ演奏&アンドレ・プレヴィン指揮の録音に異様なこだわりを持っていて、これでなくては脳神経に響かない。さて、今日の暑さも相当なものと予想されたため、朝から村を「脱出!」することにした。東京は、多摩の奥地に行けば行くほど夏は暑い。だから海岸線を目指すのだ。今日はお台場まで繰り出したが、いったい何回乗り換えたか分からなくなるほど遠い!ちょっとした旅行だなこりゃ。 お台場のショッピングモールで、特に何を買うという訳でなかったが、ニトリに入って急に思い出したことがある。実家の旧自分の部屋のブラインドが壊れていた。もう住まないからといって放ったらかしにするのも申し訳ないので、カーテンとカーテンレールを買って実家へ配送を依頼する。「あの部屋にブラインドを付ける」という、当時の自分のセンスの悪さに今更呆れていた。現代的なもの程いい!と思い込んでいた訳だが、それが180度変わって今やレトロ志向一直線という、自分の変わり様もすさまじいな・・・。