TOKIOが阪神電車とリレー対決?~本気で走らなあかんのはタイガースの選手やろ?
ネットニュースを見て大笑いした。あの鉄腕DASHで、TOKIOの面々が阪神電車とリレー対決をするというのだ。 いくら電車といえども、人間みたいにいきなりダッシュできる訳じゃない。だから「短距離走」となると、勝敗は微妙になってくる。TOKIOのメンバーは、鶴見線、宇都宮線、常磐線などの電車と競争しては、短距離走で人間が勝てることを相次いで証明してきた。 そこに立ちはだかったのは、阪神電車だ。阪神サイドは「ジェットカー」の異名を持つ車両で参戦してきた。このジェットカー(5500系)なる車両、すさまじい加速力でTOKIOを圧倒する。再度の対決ではTOKIOが陸上トレーニングを積み重ねて逆転勝利、今のところ「引き分け」の状況なのだ。この企画が行われたのは今から17年前!そんな昔だったのか・・・。 ジェットカー(5500系)の写真が無いのでイメージで表現してみたが、こんな色した電車。各駅停車だけに使用されている。なぜ各駅停車に俊足が求められるのか・・・それには深い訳がある。 阪神本線の梅田-元町間の駅数は33!並走するJRや阪急と比べて格段の多さである。各駅停車はもちろん、全駅停車して客を拾っていかねばならない。後ろからは次々と優等列車が迫ってくる訳で、「いかに素早く発車するか」が重要となってくる。そこで開発されたのがジェットカーだった訳だ。 東京の中央線に乗っていて、普通に発車しただけでお年寄りがよろけて、他の乗客と2人がかりで支えたことがある。これがジェットカーなら、とっくに吹き飛ばされるか将棋倒しになりそうなものだが、そうはならない?のが関西人の偉大なところ。むしろせっかちな関西人のニーズに応えた結果なのだろう。 今年、いよいよあの時の決着をつける!ことと相成ったらしい。TOKIOは既に平均年齢40歳のオッサン集団、しかも阪神は最新鋭のジェットカーを投入するとか(株主ながら知らなかった!)。どうなるか楽しみだが、一つ思ったことがある。 本気に走らなあかんのはタイガースの選手やろ!ということだ。今季の盗塁の少なさには呆れたが、金本監督も走り込みから指導したのも頷ける。呑気に外車乗り回してる場合か!阪神電車で通勤してみい、ジェットカーの車内でよろけてんのちゃうか!と野次の一つ二つ飛ばしたくなる次第・・・。 宝塚音楽学校の生徒諸君は「阪急電車に一礼」をするらしいが、若虎共は阪神電車に礼どころか乗りもしない・・・まぁ広島の選手も誰もマツダに乗ってないというし・・・野球選手なんてそんなもんだよなぁ・・・。