こっちも勝手に大納会~今年1年間の運用成績を振り返って
日本株・投資信託・外貨MMF・金積立に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の12月30日現在の運用成績は、基準価格11635円(評価額を投資額で割っただけの話)。昨年末の基準価格11776円からみて若干下がった。 何が下がった? 下げ幅を大きくしたのは意外にも「金」だ。金は毎月積み立てて10年以上になるが、積立額が増えるほど価格変動の影響が大きくなる。ただし金は保険的なものなので、積極的に利ザヤを稼ぐような手法は一切取っておらず、そのまま放置である。というか、勝手に放置していた金積立がパフォーマンスのトップを走ってたこと自体がおかしい。原油ETF~これは仕方がない。損失覚悟の買いを行ったから。ご存知のとおり原油価格は下げに下げまくっていて、今年半ばから原油ETFを買い始めた。もちろん短期的に損するのは覚悟で、余力を残しながらの買いである。 ETFは駄目だが、ちょうど軽自動車を買ったので、ガソリンを買う立場としては好ましいこと。嫁と相乗りすれば、運賃は低コストで済むことになる。新興国株式の投資信託~これも仕方がない。ただし投資信託は積立中で、安くなった時点で買えているのも事実。ただし目標数量に達するのはあと3ヶ月程度のため、これ以上下げ基調だと苦しくなってくる。アメリカの利上げがずしりと効いてきた分野だが、かと言ってドルもほとんど変わっておらず、利ザヤを稼ぐモノが本当にない。 円高に振れたら得をする「ベア型」ファンドを持っているが、ユーロは中途半端なところで利益確定してしまった。あれだけギリシャでゴタゴタが続いてもけっこう持ちこたえたのは驚き。利益確定と言っても、もう無視していいほど微々たる額だ。為替はそう理屈通りにいかない? ドル(ベア型)はまだ持っているが、数量が少なく、かと言って増やすのもどうかと思い、やはり放置。来年は円安になるのか、円高になるのか、識者の見解も分かれているが何となく大幅な円安はなさそうな気配。 東宝は絶好調?(帝国劇場)相模太郎ファンドの推移唯一パフォーマンスとして良かったのは、日本株の長瀬産業と東宝。東宝は、例の「ゴジラがいるとこ」の開業でも分かるように絶好調。ただし見たい映画が結局一つも無かった。株主優待を何に使ったかというと、TOHOシネマで上映された「海難1890」~これ東映の映画でした。