マイナンバー実務検定を受けるハメになった話(第1回)
個人情報保護士なんていう「公的でも何でもない、誰かさんが勝手に作った系の資格」を取得して何年が経ったっけ。2年毎に来るウェブ上の更新試験はとりあえず律儀に更新してきた。それだけで数千円取られる訳で、こりゃいい商売だなと内心癪に障りつつ、なぜか更新を続けていた理由は拙者にも分からない。 平成28年が明けてしばらくして、こんなことが分かった。 それは、マイナンバーの講習を受けると「プラチナ認定カード」をもらえることになった、ということ。当初受講料は6,000円で、希望者のみといった感じだった。もちろんスルーする。 クレジットカードでゴールドの上を行くプラチナ云々のダイレクトメールが銀行から来たことがある。手数料等を見て「アホか」とスル―(笑)。そのプラチナ認定カードとやら、どこそこのクレジットカードみたいなデザインだとブログに書いてる人を見た。そんなのをもらって嬉しくもなんともない。 それから2ヶ月ぐらいして、こんなメールが来た。マイナンバーの講習を受けるか、マイナンバー対応更新試験を受けるか、マイナンバー実務検定2級以上を取得しなければ、個人情報保護士の資格更新自体認めない!というものだった。 しかも・・・マイナンバー講習の受講料はいつの間にか12,000円に跳ね上がっている! わが目を疑う、とはこのことだ。こんなえげつない商売は聞いたことがない。味わい深いのは、ここへ来ていきなりの方針変更。みんなの反応がイマイチで、このままだと大コケの企画だったのか。だが待てよ・・・惰性で更新してた人が「さいなら」してしまうと更新手数料が入らなくなるのでは? どうでもいいけど、自分の態度を決めなければならない・・・出た結論は、マイナンバー実務検定2級を粛々と受験するということ。試験の受験料が講習受けるより安いのだ。 座学というのは目標が無いとやる気になれない。これまでいろんな資格を取ったが、勉強癖を付けるためだった、と言ってもいいだろう。ネタも尽きてきたところだし、ちょうどいいか?・・・マイナンバー実務検定を受けることになった動機はこんな感じです。