阪急阪神HDが堅調~あとは阪神が勝つだけや・・・
日本株・投資信託・外貨MMF・金積立に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の6月30日現在の運用成績は、基準価格11940円(評価額を投資額で割っただけの話)。今年1月末の基準価格12107円からみて若干下がった。 およそ投資の世界が平均的にうっすら下げてるような感じなので、自分だけ勝てる実力があるなどと思っていない。ただ、細かく内容を見てみると、金価格が下がった影響、投資信託を利益確定したために税金を払った影響、これが大きかった気がする。堅調だったものもある。原油ETFと阪急阪神HDの株式だ。阪急阪神HDの株式については、値上がり益云々よりも「阪神ファンだから」「阪急電車オタだから」という理由で持っているようなもんである。それでもちゃんと値上がりしてくれるのは嬉しい。6月15日は、年初来高値である4775円をつけた。株価と勝率は比例しない!相模太郎ファンドの推移 毎年恒例、この時期に話題となるのは、このカイシャの株主総会である。 総会は、冒頭から阪神球団スコアラーが盗撮容疑で逮捕された件の謝罪から始まった。一個人の個人的犯罪に、会社がいちいち謝罪する必要性については一抹の疑問を感じている一人だが、人気商売故に属人的な要素が強いから、ある程度仕方がないことかも知れない。 最近、名前も言いたくない某球団の選手が酔って脱いだとかで騒ぎになったが、こうした覗きなり露出症なり「人間の奇妙な行為の数々」について学ぶ機会あった。今年はオーストリア・ハンガリー帝国の崩壊から100年にあたり、拙者の中では空前のウィーン世紀末ブーム。帝国の生んだ有名な精神医学者「フロイト」の本を読んでて、たまたま解説しているのを見つけたのである。それによると、要は手段が目的化してしまったからであり、このような事態に至るのも、幼児期からの発達的な体験過程から理解しようとする・・・超難しいのでこの話はほどほどでやめておく。 甲子園駅にて・・・阪神特急はなんで「ジャイアンツカラーなのか」、株主からこの種の質問も相変わらず出た。ある株主によると、幼い孫に聞かれて答えに窮したそうである。幼児期から疑問に思うことは、後々のことも考えて早目の解決が望ましい(笑)。 確かに!一部の特急や急行の車両は笑えるほど巨人軍なんだよね。この現象を冷静に考えると、「他のモノを連想させる」ということは、つまり阪神電車自身のイメージがうまく確立されていないから、とも言える。 阪急電車といえばマルーンの電車と決まっている。創業以来ずっと変わっていないから、もうそれが当たり前だし、それが「イメージ」「ブランド」として確立している。もし阪神電車が大正時代からずっとオレンジだったら、逆に「巨人が阪神電車に似てしまったのも皮肉なもんだ」と評されただろう。タイガースの虎のマークもオレンジだったかも知れない。そもそも本物の虎はオレンジに近いし。 確固としたイメージ像を持てずにその時気分で考えるから突っ込まれるのだ。 6月18日、まさに朝の通勤ラッシュ時のことだが、大阪北部を中心に震度6弱の地震が襲った。拙者が生まれた高槻市が直撃を受けた訳で、阪急京都線をはじめ、阪急阪神各線がストップした。茨城市駅の電光掲示板が破損した写真などをネットで見て、こらやられたかも、と観念した。阪神淡路大震災を嫌でも想起させたのである。 JRや私鉄、地下鉄に至るまで広範囲で運休が相次いだが、意外に復旧が早い一幕もあった。JRは軒並み広範囲に運休していたが、阪神本線や阪急神戸線は午後には一部復旧、阪急宝塚線は午後4時頃に復旧、午後7時までには今津線や伊丹線といった支線区も復旧を始める。残るは京都線系統の復旧だが、何とその日の夜には高槻市まで運転を再開。京都側は長岡天神折り返しで運転を始める。南茨城駅は破損が著しく、通過運転の措置が取られた。残る高槻市-長岡天神の区間も深夜にほぼ復旧する。保線担当者のみなさんの努力に感服である。 高槻市~長岡天神間を快走する特急 混乱が続いたなか、とても嬉しい知らせも。台湾の蔡英文総統が今回の震災に対する支援を表明したのだ。しかも日本語で!地震の多い両国の連携がさらに深まることを願う。