東宝シネマ与次郎でスターウォーズを見る
鹿児島市内に東宝シネマがあって良かった。株主優待券を使いたいからだ。何を見たいかも決めていた。スターウォーズ・スカイウォーカーの夜明け、である。それほどスターウォーズのファンという訳では無いが、エピソード7から楽しんで見させてもらってる。デイジー・リドリーを初めて見た際、まるでフィットネスクラブでバイトしてる姉ちゃんみたいだと思った。映画で初めて登場するシーンは、ナウシカを連想させる雰囲気で、あらゆる面で魅力的なキャラである。エピソード4~6では、ドイツ軍を模した帝国軍のファンだったが、ファーストオーダーもドイツ軍スタイルを残しているのが嬉しい。悪=ドイツ軍という、連合軍バンザイ映画の余韻を引きずるアメリカ人共の能天気さもまた味わい深いのだ。本当に脅威なのは人民解放軍なのにね。でも今更、ファイナルオーダーを中国軍みたいにする訳にもいかない。格好悪いと白けるからね。ルークの老け顔は、まぁ物語として意味はあるんだろうが、まるで俳優を廃業したような雰囲気ね。四十数年の歳月を感じるばかりだ。本当にお疲れ様でした。しばらく「与次郎」の意味が分からなかったさて、薩摩藩領における東宝の牙城は、与次郎にあるショッピングモール内にある。与次郎って何?という話から始めなきゃいけないが、平たく言うと、与次郎という人が塩田を開いたことから、その地名がついた。界隈は南国ムード溢れる雰囲気だが、一昔前にリゾート地として開発された経緯がある。だからあちこちに、旧弊なホテルがポツポツと残されているのだ。でも、かなりの部分は新しいショッピングモールや病院、マンションになっている。南国リゾートの雰囲気拙者のクルマ「天気の子」号東宝が入ってる「フレスポジャングルパーク」は、元々は遊園地だったらしい。だから敷地はバカ広い。ニシムタという安売り食料品店があって、それ目当てに頻繁に通っている。全体的に雑多なSCなんだけど、KEY'Sカフェという、ゆったり出来るカフェがある。もちろんKEYコーヒーが出て来る訳である。そこでコーヒーでも飲みながら、東宝のIRリポートでも読む。2019年8月末までの131期で過去最高の営業利益を達成!ええでええで!と喜んでばかりでは無いのだが。東宝シネマはかなりの広さだった。恐らくSCで最も広いテナントかも知れない。東宝の映画館といえば、都心の一等地ばかりだが、与次郎界隈は市の中心部から離れていて、クルマで来る前提、と言えるぐらい不便な所だ。それほどムードを感じるスポットでは無いけど、これからしばらくお世話になりそうである。