コロナ渦に巻き込まれたが、リーマンショックよりは軽傷か・・・
日本株・投資信託・外貨MMF・金積立に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の6月27日現在の運用成績は、基準価格12,106円(評価額を投資額で割っただけの話)。昨年末の最高値12,224円から118円の下落に終わった。昨年のちょうど今頃の基準価格が12,002円から見ると微増と言えるが、この半年間の経過は激動であった。そして数々の反省すべき点があった。相模太郎ファンドの推移拙者は、新型コロナがここまで世界的に流行するなど、想像も出来なかったうちの一人でもある。大きな誤りは、2月上旬頃の「何とかなるんじゃないか」という雰囲気。騒動の中心が中国だった時分である。この時に購入したのが、カナダドルMMF、原油ETF、外国株式インデックスファンド、である。正に地獄を見るような流れだが、それで基準価格が118円しか変わらない、というのが奇跡と言っていい。それには訳があった。とにかく我慢の投資が続く・・・まず、原油ETFは、底値で買い足したのだ。原油先物相場がマイナスに振れるという、経験したことも無いアクシデントの時である。それでも、そこからの反発は弱かった。原油ETFの難しいところで、ETFの値が原油価格との乖離が生じているのである。何処まで値を戻すか分からないが、最悪の場合に損切りも有り得る。外国株式インデックスファンドも底値で買い足した。だが、まだ評価損が生じている状態。これは損切りする気は全くない。何年でも待つ姿勢である。それでも、かなり値は戻して来た。実は、確定拠出年金部門では、相場が底を打つ頃にバランスファンドから外国株式インデックスファンドへ幾分かスイッチングさせたのである。それが功を奏して、確定拠出年金は一気にプラス圏に浮上した。確定拠出年金の推移投資信託では、ブル・ベア型のファンドがある。その中で、米国株ベア型、に投資した。これは短期だった。新型コロナ急拡大に伴い、ニューヨーク株式市場が大暴落した訳だが、その過程で利益確定させる。際どいタイミングだった。これだけで原油ETFの損を全て穴埋め出来ないが、幾分か取り返した意義は大きい。カナダドルMMFは、原油暴落に伴い急降下したが、幾分か戻している。為替差益が得られるまで気長に待つ姿勢だったが、ここで予想外の事が起きた。MMFの運用そのものが終わる、というのだ。これは投資会社の判断で、短期市場にて運用することが難しくなったとか。6月末まで置いておくと、カナダドルで償還するという。為替差益を得る為には、外貨で受け取ることにした。ちなみに、MMF終了後は「外貨お預かり金」という項目に切り替わっていた。ネットで「外貨売付」を指定することも出来ることが分かる。この辺は経験した事が無いので、今後どうすべきか勉強しておくことに。以上、様々なアクシデントに見舞われたが、大きな援軍があった。それは、金価格が上昇して、放ったらかし状態の金の積立が、評価額として上昇したのである。やはり有事の際の金、である。