生まれて初めて西鉄電車に乗る!
9月の四連休~3日目の福岡市内は朝から快晴であった。今日は、生まれて初めて西鉄電車に乗るのだ。前もって「鉄オタ選手権・西鉄電車の陣」を見て予習をしておいた。タレントチームに山本高広氏が参戦!もちろん目薬片手に「キター!」はお約束である。ちなみに彼はキター九州市出身とのこと。昨日はキター九州市の門司港を散策して来たところである。西鉄福岡天神駅は、国鉄との接続が無い。完全に独立した世界を作っていて、駅名のネーミングセンスといい、関西以西の私鉄にありがちなターミナル駅だ。この個性的な雰囲気がたまらないのだ。最も個性的なのは発車案内表示器で、昔よくあった「発車標がパタパタ回っている」ところを、デジタルで再現している。これは鉄オタ選手権「西鉄あるある」でも出題された。出発を待つ各停筑紫行き。顔が左右非対称で、車体の配色も個性的だ。西鉄でなければ考えもつかない、そんな電車である。実は、この電車の奥に「レールキッチン筑後」が停車している。鉄オタ選手権で、高広氏扮する「坂上忍さん」が「この家買います!」とカマしたのが笑えたが。西鉄の新たな看板列車「旅人」我々は「旅人」で太宰府を目指す。西鉄の看板列車とも言える3000型で、クロスシートなので旅気分を味わった。福岡天神から太宰府まで直通する「旅人」は朝だけなので、時間に合わせてホテルを出たのである。「鉄オタ選手権」では、西鉄の難読駅の出題があった。雑餉隈駅を(ざっしょのくまえき)なんて読める訳ないし、漢字が合ってるか間違ってるかと聞かれても、さっぱり分からない。「旅人」は、小さな駅はどんどん通過してしまうから、雑餉隈駅の様子をじっくり観察する暇も無かった。どうやら高架工事中のようである。太宰府へ到着!折角なので太宰府天満宮に参拝することになった。見事な晴天!これぞ日本の原風景ですな!写真はホームページ側でも置いています。菅公歴史館も見学する。エアコンが効いてて暑さをしのぐには丁度いい。写真は、道真の左遷が決まって奥さんが泣いてるシーン。まぁ左遷されて此処まで来たから、今の時代に西鉄が儲けることが出来るのだが。広大な筑紫平野を気持ちよく走り抜ける西鉄二日市まで戻ってきた。此処から天神大牟田線で一路大牟田を目指す。西鉄の路線は、トンネルが一切無い。だだっ広い筑紫平野を気持ちよく走り抜ける。久留米を過ぎると、いよいよ牧歌的な雰囲気になる。時々単線区間があるのが特徴で、単線になったり複線になったりする様子を観察するのも面白い。単線区間でも、特急は高速運転出来るように工夫がされており、天神大牟田線の奥深さを感じることが出来た。西鉄の旅も此処まで!終点大牟田駅に着いた。大牟田駅西口では、旧大牟田市内線を走っていた204号が保存されている。大牟田にも路面電車が走っていたんですね!既に昭和20年代に廃止されてしまい、この車両は福岡市内線に移ったり、いろいろ紆余曲折を経て此処まで戻って来た訳であります。旧塗装も味があって良いが、古臭いからって復刻塗装扱いに留まるのが残念。時代を超えた色彩感覚を持ち合わせているのは、やはり阪急ぐらいなのだろう。↑のサイトはこちらから・・