海軍めし「ビーフスープ」で牛筋カレーを愉しむ
「うまい!海軍めし」のレシピで料理を作るのは札幌時代からのことで、此の本もすっかり拙者の愛用書となった。今ハマっていることと云えば、牛筋で作るスープかも知れない。鹿児島県のスーパーには、イイ感じの牛筋とか並んでいるんですよ。黒毛和牛の牛筋ね。どうしても使いたくなってしまうのであります。やっぱり牛筋カレーが最高!基本は、ビーフスープから。牛筋をよく洗って、玉ねぎや人参と共に煮込む。もちろんアクは凄い湧いてきます。根気よくアクを取って、落ち着いて来たらトロ火でさらに煮込む。レシピでは、ふきんでこしたりティッシュペーパーを浮かべて表面に浮いた油を取れとあるが、そんな上品なことしませんよ。脂分も旨味だからね。此処迄やっておくと、カレーがうんと美味くなる。じゃがいもと市販のルーをブチ込んだら牛筋カレーの出来上がり。もちろん牛筋も捨てずに食べちゃう。トロトロに柔らかくなって美味いのだ。 【中古】単行本(実用) ≪生活・暮らし≫ 自分でつくる うまい!海軍めし / 海軍めし愛好会 【中古】afb著書によると、軍艦の中では調理で余った大量のクズ野菜や牛筋を大鍋にブチ込んで、スープストックを作っていたんだそうだ。熱源はボイラー室から無限大に供給されるから、一般家庭みたいにガス代を気にせずガンガン煮込んでいられる。じっくりスープを作っていたのなら、そりゃ美味いメシが作れるんだろう。海軍の食事が陸軍や庶民の食卓より豪華だったと云う理由も納得する。もっとも、調理スペースに制約がある潜水艦では、じっくりコトコトスープを作る余裕も無く、缶詰に頼っていたことは前にも書いた。ボイラーも此のデカさ(大和ミュージアム)ちなみにの牛筋カレーは、気分でポテトチップスを添えた。ポテチの余りも料理で使う。映画「天気の子」で登場した「のり塩巣ごもり炒飯」だ。巣ごもり卵はカロリーオーバーで付けなかったので、写真は撮っていません。此の炒飯では豆苗を使う。豆苗は一袋の容量が大きく、多目にブチ込んでも余ってしまう。余った豆苗はパスタに。彩りも鮮やかに決まります。リレー方式で材料を消費して行ったけど、此処まで来ると海軍と全然関係ないですな。自作バナーであります。