阪急電車のような優雅な赤みがかったサツマイモをもらったので付加価値を付ける方法を考える
薩摩藩に赴任して早くも弐年になろうとしている。この前、御家老からサツマイモを頂いた。阪急電車のような優雅な赤みがかった色合いが素晴らしいと暫く眺めていた。中国で倒産しかかっている恒大集団とか云う不動産屋の社長が、「自分は貧しい農村出身で、子供の頃はサツマイモが主食だった」などと、まるでサツマイモが貧乏の象徴だったように云っておるがとんでもない。品種改良を重ねた現代のサツマイモは明らかに嗜好品に近い。北海道出身の嫁さんによると、札幌では焼き芋が高級品だったと云う。「日本農業新聞」が報じたところによると、日本で人気のサツマイモの品種が韓国で無断栽培され、広く流通している実態が明らかになった。あれだけ声高に「反日」を叫びながら「実はパクッてました」と云うのが、あの国の現実なのだ。そんなこと無かったような顔して、今度は福島産の農産物が放射能云々と貶めようとした。こうした愚行は必ずブーメランとして返ってくる。東京五輪に参加した韓国選手達は、選手村に御馳走があれだけ並んでいると云うのに、其れを満喫してしまったら非国民と非難されるとビクビクしてたらしい。食いたい物も堂々と食えないなら、そりゃメダルも大して期待出来ない訳である。もしかしてただの焼き芋が一番美味いかも知れないがさて、このサツマイモをどう活用するか・・・色々とネットでレシピ等を探しまくった。思い返すと、実はサツマイモを真面目に調理した経験が無いのである。まず壱品目は、「サツマイモの蜂蜜&レモン煮」。レモン汁はレモンペーストで代用するが、残念ながら蜂蜜が無かった。冷蔵庫にケーキシロップが余っていたので使ってみる。シロップのコクと、レモンの酸っぱさがアクセント。久しぶりに雪平殿の登場である。おー確かに色付き加減もなかなか宜しいが、ちいと硬かった。煮汁が飛ぶまで煮たんだけど、もう少しほっこりさせる為に工夫すべきだったかなぁと思う(レンジにかけておくとか)。弐品目は、「サツマイモのモンブラン」~是もレシピサイトで見つけた。クラッカーに生クリームをホイップして「山」を作って、上からモンブラン状の飾りつけを行う簡単なもの。モンブラン用の口金があるんですよ。だからマロンクリームの代わりにサツマイモを~と簡単にいかない。サツマイモをラップにくるんで電子レンジにかけて柔らかくする→裏ごしをする(意外と力が要る)→生クリームを混ぜて絞り袋に入れて絞って行くんだけど、硬い!めちゃくちゃ硬い!もう少し生クリームで伸ばしても良かったかな?と思ったけどもう遅い。モンブランが硬いかなーと思ったけど、いざ食べると全然硬くない。是以上ゆるくすると形が崩れるかも知れないので悩みどころだ。クラッカーは時間が経過すると湿気るので、直ぐに食べてしまった方がいい。半分残して次の日食べたら、あまりの不味さに閉口した(笑)。最後の一個は、牛肉の炒め物に投入!時間短縮のためレンジで柔らかくするのがポイントだ。砂糖と醤油とみりんで味を調え、ネギも「ネギ塩に加工」してから振りかける。何年か前に食べたネギ塩の牛丼が美味しかったから真似してみた。ちなみに味噌汁は嫁さん作で、これまた頂きものの里芋を使った。里芋の事前処理の大変さは、サツマイモの比ではないな。