宝塚ホテル~朝食はアンサンブルで召し上がれ!
朝食会場は、ホテル内レストラン「アンサンブル」にて召し上がれ!大劇場の客席に似せた深紅のお椅子に腰掛け、武庫川の水面に反射する柔らかな朝日を感じながら、ゲミュートリッヒなひとときを味わったのであります。いいえ誤解のなきやう・・・是は弐階に展示してある、要は演劇で使用した小道具であります。よーく拝見いたしますと、コンビニのサンドイッチも細部に渡って作り込んである。こんなの弐階席から絶対に見える訳無いが、壱階席でオペラグラスを通して見たら案外見えてしまうかも。宝塚歌劇の妥協を許さない徹底ぶりはさすが。ザッハートルテやチキンは何だか嘘っぽいが、飾りつけの意匠がかわいらしい。是以外もジェンヌ様がお召しになったご衣裳の展示もある。やはり此のホテルは博物館的な愉しみ方も出来るのだ。館内のあちこちに、旧寶塚ホテルの展示があり、開業当時のポスターまで展示されている。阪神間モダニズム全盛の時代、紳士淑女の社交の場として重宝されたようだ。室内娯楽、屋外遊戯をまとめて「御清遊」と表現するところが時代を感じさせる。・宝塚ホテルのお写真はこちらでも(相模太郎ホームページ)確かにずっと此処で暮らしたくなる・・ホテル内のグッズショップ「アルモニー」が開店したので、鹿児島の皆さんへのお土産を物色する。当たり前田のクラッカーが売っているのが笑えた(意味分かります?)。やはり、直ぐにタカラヅカと分かるバラマキ用菓子が欲しかったから、High&Low公演記念のお菓子を購入。大劇場側の門も開いたから、場内のグッズショップも覗いてみると、High&Lowの場面を再現したと思われるミニチュアを発見!記念撮影スポットと化していた。本日は八月XX日の公演初日とあって、ファンの皆様方が早くからお出ましで、何だか殺気立った雰囲気。其れでは大劇場を後にして、出掛けることとする。今回の旅の第一目標はタイガース戦(大阪ドーム)の観戦だったので、タカラヅカの公演を観る予定は無かったのであります。宝塚大橋からの眺めは相変わらず素晴らしく、ずっと此処で暮らしたくなる。宝塚南口駅へ着くと、旧寶塚ホテル跡地は再開発の工事中であった。どうやらマンションが建つみたい。マルーンの色調も美しい阪急電車に乗って西宮北口へ。5000系のリニュアル車で、外観も内装もピカピカである。運転台を撤去して客室に魔改造したところが萌え~となってしまうのであります。本日は、今津まで進んで阪神電車に乗り換え、阪神なんば線を経由して奈良を目指す旅であります。続きはまた何時かの機会に・・・。宝塚ホテル★宝塚の街のシンボルとして地域の方に愛され続けている正統派クラシックホテル。~宝塚大劇場オフィシャルホテル~