投資と云うものは円安にならないと儲からない!
日本株・投資信託・外貨MMF・金積立に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の令和4年12月29日現在の運用成績は、基準価格13243円(評価額を投資額で割っただけの話)。半年前の13340円から微減となった。昨年末は12993円で着地だったので、年間を通して考えるとプラスを確保したことになる。相模太郎ファンドの推移実は11月30日時点で13400円をつけた後、日銀の金融引き締めとも受け取れる動きに市場が一気に円高に進み、評価益がかなり吹っ飛んだのである。此の記事を書いている最中も円高が進んでいるから、さらに評価益が減少すると思う。結局、投資と云うものは「円安にならないと儲からない」ことを示している。手持ちの豪ドル、NZドル、人民元も米ドルと相関があるし、金に至っては実質ドル建てである。まぁ、円安・インフレヘッジが上手く機能したことが分かったから、少し安心した面もある。物価が上がった分の資産防衛効果が現れた訳だ。確定拠出年金の推移一方、確定拠出年金部門は冴えない結果に終わった。主力は外国株式投信である。ある有名経済評論家が「令和4年は米株が下がるから全部売った」と云った。確かに米株は年間を通して少し下がったかも知れない。しかしながら、彼が予期していなかったのは急激な円安である。米株が多少下がっても、ドル高で投信の基準価格があまり下がらなかったのである。逆に、是からは外国株投信を持たない方がリスクだと感じ、投資割合を増やしている。あの彼は貧乏神である。日本人が貧しくなったことを何時も嬉しそうに話していて、云うことを聞いたらもっと貧乏になってしまう。やっぱり経済評論家は強気に行かねばならないが、人類の未来を熱く語るような人間が、最近めっきり減って来た。最近上昇基調なのが池田泉州HDの株価である。是までが安すぎた性もあるが、金利の先高感を反映してふわっと上昇して来た。昨年、大阪へ行って来た際にもらったタカラジェンヌのポスターを眺めながらお開き。ちなみに、店舗で配布されているポスターは、ラックに一枚だけ置いてあって、無い時は行員に声を掛けて呉れ!と断り書きがあった。コスト削減に相当気を配っているようである。