鹿児島→横浜へ移動!飛行機の旅もまぁまぁ快適なり
いよいよ薩摩藩領から武蔵國横濱村へ向けて出発する朝、天気は快晴であります!レム鹿児島の洗面所からは、中心街を市電が行き来する様子がよく見えた。もうこんな景色も今日で最後だ。ずっと眺めている時間もなく、直ぐに下に降りてタリーズ珈琲にて朝食を摂る。この小時間がなかなか充実していたので、寫眞とかは→こちらでもどうぞ。結局、慌ただしく出発準備をし、チェックアウトして空港行乗合自動車に乗り込む。四年間の鹿児島生活も遂に終わり。本当に終わってしまう訳だが、なかなか実感が湧かない訳で、すっかり見慣れた天文館の光景が今日も視界に広がっているだけの感覚だ。天文館を出発!車は四年間住んだ集合住宅の前も通り過ぎた。消防署や甲突川など、何時も見る景色を通り過ぎながら、南国交通ターミナルに立ち寄り、其処からいよいよ鹿児島市外に出る。ふと気が付けばこんな風景が続く。高速道路走行中は、このような眠たい景色ばかり広がっている。心地良い日差しが更に眠気を誘った。鹿児島空港も晴天なり。何度も通り過ぎた此の空港もいよいよ最後となった。乗ったのはスカイマーク羽田行。スカイマークは、ネスカフェゴールドブレンドに加えてキットカットも出して呉れる。其れだけでは寂しいから、空港で「ツナードき焼の摩薩」を買っておいた。ぼんやりした晴天に恵まれ、機は至って静かに羽田を目指している。其の先に待っているのは、相変わらず忙しない都会の生活なのだろう。都会の喧騒が再び羽田空港へ着いてからが早くも忙しい。まず京急バスに乗り換えて横濱驛を目指した。早めに着いて不動産屋に行きたいからだ。車は首都高速湾岸線を通ったが、左右はほとんど京浜工業地帯。日本の産業の屋台骨であることを実感。首都高速湾岸線から横羽線を経由して横濱驛に到着。人混みをかきわけ、急いで不動産屋に行って部屋の鍵を受領しておいた。今度住む部屋は関内であります。関内と云っても広いので、拙者のような御家人衆でも暮らせる長屋なんか沢山ある。部屋へ入って重たい荷物を置いておく。引っ越しの荷物はまだ来ないので、今日も旅館で一泊だ。其の前に、村役場へ行って届出を先にやることにした。村役場へ行く途中にあったのは横濱球場。先ほどから「佐藤さん」「大山さん」が多いなと思ったら、阪神の試合をやるらしいのだ(当ブログの記事は数ヶ月遅れとなっています)。村役場での手続きも終えて、再び球場の横を通る。横濱ファンも結構多いなと、少し身の危険を感じた訳であります。泥酔しそうなほど疲れて或る旅館に到着。翌朝、天にそびえ立つバベルの塔を眺め、取り敢えず今日から此の街で生きて行く覚悟を決めたのであります。早くも思い出となり歴史となり・・・