令和五年後半戦の投資運用成績は過去最高益を達成!
日本株・投資信託・外貨MMF・金積立に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の令和5年12月31日現在の運用成績は、基準価格14237円(評価額を投資額で割っただけの話)。半年前の14049円から引き続き上昇となった。円安で日本が貧しくなるほど基準価格が上がる。元々の投資目的が円安ヘッジだったからだが、本当に実現してしまうのは複雑な気分だ。拙者の住居からほど近い「よこはまみなとみらい」は、三十年に渡る再開発の総仕上げとされている。一見立派な高層ビルが建てば建つほど日本は凋落の一途とは皮肉なものだ。かつて、小汚い桜木町駅前に夥しい数の貨物列車が行き来し、赤レンガ倉庫に「ちゃんと物が入っていた」時代の方が、よっぽど世の中に対して富を生んでいた訳か。相模太郎ファンドの推移とにかく金は堅調だった。円安の性もあるが、世の中が荒れる程、金価格は上がって行く。ネガティブ要因で上がるのも複雑な気分だ。世に必要なのは景気のいい話なのだが、万博すらポジティブに捉えられない我々日本人は、やはり凋落する一方なのだろう。前途に希望を持たずして何が人生だ。人類は進歩せねばならない。進歩せねば、環境問題も解決できないのだ。日比谷シャンテにて金は「財産の保険」だから、主役ではない。主役はもちろん日本株だ。阪急阪神HDは、阪神タイガース優勝の狂騒で不自然なほど暴騰したので売却した。そして宝塚歌劇団における一連の騒動でネガティブに捉えられている最中に買い戻す。宝塚歌劇団に起こった一連の不幸な出来事については、伝聞情報だけで安易にコメントするのは極めて危険だ。ただし、一株主として感じたのは、阪急側が統率力を失っているのでは無いかと云うこと。宝塚は「女の軍隊」と云われて久しい。拙者も或るジェンヌ様の御両親からお話を伺ったことがあるが、音楽学校の実態は、日本海軍の海兵団より厳しいのではないか。少なくとも軍隊は寝る時間くらい与えられていた訳だから。帝国政府が陸海軍をコントロール出来ず、臣民の熱狂的支持が後押しした結果、行き着いた先は歴史が示す通りである。熱狂的なファン、統率できない阪急、よく似た構図ではないか。もし小林一三先生が健在ならどう考え行動したか、立ち止まって考える時であろう。小林一三記念館にて投資信託は、先進国株式や新興国株式、日本株式と分散して投資。先進国株式(日本除く)が利益のほとんどを稼ぎ出し、他は伸び悩む。先進国株式は円安で基準価格が上がるから、長期的に保有する方針は変わらない。米国の利上げ=債券安も一服しそうなので、外国債券の投信(ただし為替ヘッジ有り)を組み入れることにした。為替ヘッジ有りを選んだのは、いきなり円高もあり得るため。為替がどうなるのか、本当に読めない。引き続き慎重に粘り強く。分散投資しないとこんなに不安定確定拠出年金の推移401kで運用している投信は、先進国株式や新興国株式、日本株式にバランス型と分散して投資。こちらも先進国株式(日本除く)が利益のほとんどを稼ぎ出し、他は伸び悩む。バランス型は、債券の下落で一時マイナス圏に沈む。日経平均が上がっているのに日本株式のファンドも思ったより上がらなかった。相模太郎ファンド本体より圧倒的に不安定と云うことは、やはり金を含めた分散投資が有効であることを示している。