風が吹けばグッチが儲かる?→眼鏡フレームのはなし
夕方から夜にかけて「ハマ風」に吹かれると涙が止まらないと云う謎の疾患にかかり、眼科を受診した。目の疲れもあったらしい。其処で眼鏡外来のチラシをもらう。たいへん人気のある外来です!と云う釣り文句に苦笑いを催したが、自分の眼鏡は相模原在住時代に買ったものであり、拾数年も経てば視力も変わって合わなくなっていたかも知れぬ。まぁ何時か相談しようと思っていたら、タイミングよく眼鏡の部品が破損してしまい、急遽相談することになった。先生、念力とか掛けてないよね?事前の検査はスムースに進んだ。限りなくパソコン使用時に使う前提だったので、使用目的が明確だったからだ(そもそも、眼鏡をかけたまま歩くなどと云う器用な真似はできない)。処方箋をもらい、眼科とグルになっている店の場所を告げられ、しょうがないから其の店に行って購入することにする。あーあ、見事カモられましたなぁ。いざ、其の店に行って途方に暮れたのは、好きなフレームを選んで下さいと云われて、菓子パンを選ぶ以上に迷ったこと。困った時に持ち出す物差し~阪急電車、阪神タイガース、ユーハイム、ブラームス、中森明菜、西部警察、旧東ドイツまで並べたところで、映画「善き人のためのソナタ」に出演のセバスティアン・コッホ氏が「いい眼鏡してたなー」と記憶していたことを思い出す。そして、目に留まったのがレトロ感あるフレーム。グッチが眼鏡フレームを作っているのも今知った。最近、ゲン担ぎで金メッキが施されている製品を選ぶ傾向がある。でも、作っているのは日本なのであります。なるほど、EU圏は労働時間が少なくても稼げる訳である。ケースの色を選んでくださいと云われて「マルーン」と云ってしまうのが元阪急沿線人。でも結局は阪神タイガースの眼鏡ケースに入れて持ち歩くことになるのであります。