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カテゴリ:タカラヅカ
所用で大阪へ行った時のこと。阪急梅田駅までの動く歩道のところで、思わず「?」と目を引いたのが宝塚の看板。ジェンヌ様がお召しになっている制服は、ヒトラー時代のドイツ空軍を彷彿とさせた。フリューゲル~君がくれた翼~と題してあったので、ルフトヴァッフェの戦闘機乗りの話かと思ったのだ。
拙者は鹿児島在住~大劇場は遠すぎるので、福岡公演以外は観劇も諦めていた。だから興味も敢えて持たぬようにしていたが、月城かなと様のドイツ軍将校が恰好良すぎたので、結局ホームページをチェックしてしまった。そしたら、物語はヒトラー時代では無い。旧東ドイツ時代なのだ!時は1988年、国家人民軍の広報担当ヨナス・ハインリッヒは、西独のスター、ナディア・シュナイダーを招聘したコンサートの責任者に任命され・・・と、ストーリーの概要を読んで本当に驚いた。国家人民軍と云うセリフが出て来るとはねぇ。実は拙者、国家人民軍の本物の軍服を持っています。 ホームページで拝見する限り、梅乃美月様が被ってる軍帽の帽章がしょぼいので、何ならお貸し差し上げたいぐらいだ。国家人民軍の制服は、ナチス・ドイツ時代の制服に酷似しているのが大きな特徴であります。 何故、拙者が国家人民軍の制服を所持しているのかと云うと、元々東ドイツヲタクで、東独崩壊時に国家人民軍も消滅することになり、制服を欲しい奴はみんな持ってけーと、投げ売り状態になったから買ったのである。 国家人民軍の士官学校生徒諸君が卒業時にもらうスカーフなんかも持っています。 東ドイツの特急列車の鉄道模型も持っています。此処まで来れば病気かも。しかも、拙者が書いている小説「核戦争三部作」のラストで、此の特急列車が登場することになっています。の画像は試作段階の表紙であります。 「フリューゲル~君がくれた翼」では、ベルリンの壁崩壊へ向かう東ドイツ激動の日々が活写されることになるのだろう。自由と民主主義を求めて立ち上がった東ドイツ民衆の闘争の勝利を誇らしく演じ切ってもらいたいものだ。東独崩壊当時、ドレスデンのシュタージ(東独の秘密警察)へ赴任していたのは、何を隠そう若き日のプーチンであった。彼が味わった屈辱と敗北感は、次第に西側諸国に対する復讐心に変質していったのであろう。ウクライナ侵攻への一つの伏線であるに相違ない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.07.11 04:00:08
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