テーマ:★留学生活★(629)
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ふだん外国人としゃべっていても「異文化コミュニケーション」をしている意識はまったくないのだけれど
母国の家庭環境の話になると、やっぱり違うなーと思ったりする。 たとえば、ノルウェー人が 「妹とケンカした…」と落ちこんでいたので原因を聞いたら 「ペットの世話をしてくれなかったから」と言う。 「ペット?犬?」 「犬も飼ってるけど、今回のトラブルは馬のことなの」 「馬…を飼ってるの?」 「うん。3頭だけ。昔は4頭いたけど、1頭は牧場に売っちゃったから」 フランス人の友達も「誕生日に馬をプレゼントされて」みたいなこと言ってたけど… ペットに馬なんて、日本じゃありえなくないですか??? あと、似たようなことなんだけど Xmasにお国に帰ると言っているニュージーランド人に 「キウィといえば、やっぱり羊飼ってたりするんでしょ?」と聞いたら 「羊ねぇ。うちでは25匹ぐらいしか飼ってないよ」とのたまう。 「何のために飼ってるの?」と聞いたら 「敷地内の雑草を食べくれるから」だと。 「やっぱり羊毛を刈ったりするの?実はハサミ使いがとても上手だったりするんでしょ」 「いやー、たまに業者に刈ってもらうけど、自分ではしないね」 「他には何を飼ってるの?山羊とか?」 「山羊は何でも食べちゃうから、飼ってない。牛と馬が数頭、あとはネコ2匹…」 「でもやっぱり羊がいちばんでしょ、キウィだから。羊と一緒に寝たりする?」 「さすがにそれはないけど…」 「でも、今回は羊に会いに帰るんでしょ」 「フジコ...」 「羊と一緒に、楽しいクリスマスをね」 「Stop it!」 …ニュージーランド人は羊ネタに敏感に反応するので面白い。 ちなみにオージーもよくキウィを羊ネタでからかっているけれど それって The pot calling the kettle black じゃないでしょうか。 何はともあれ、外国の人々に実家の話を聞くのは面白い。 「あぁ、やっぱりこの人たちとは違う環境で育ったぶん、違う価値観があって当然なんだろうなぁ」と 妙に納得させられたりする。 向こうも日本の家庭環境について「親が子供をハグしないなんて、ありえない!」とか カルチャーショックを感じてたりするしね… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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