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別に、クリスマスなんてどーでも良かったんですけどね。
だってここにいたら「クリスマス=家族行事」だけど、ここには私の家族いないし。 日本に帰れば「クリスマス=ロマンチックな行事」だけど、帰国したところで恋人もいないし。 そもそもクリスチャンでもないしね。 んなわけでホントにどーでも良かったんだけど みんなが「クリスマスをひとりで過ごしちゃダメ」と言うので 純粋にイベントとして楽しむことにした。 クリスマス、友達と集まるイイ言い訳にはなる。 予定としては ・朝:ヨーロピアン主催のピクニックに参加 ・昼:オージー親子とビーチでシーフードBBQ ・夕方:多国籍のホームパーティーに参加 ・夜:オージー主催のパーティーに参加 という感じだったんだけど、 朝の部の主催者から「4時間behind」という連絡があったため朝の部をスキップ。 夜の部の主催者とは連絡がつながらなかったため夜の部もスキップ。 というわけで、結局オージー親子とビーチでだらだらしたあと 近所で開かれていた多国籍パーティーでまったりして 1日すごーーくくつろげた。 くつろげたのはいいんだけど、やっぱりクリスマス当日ということで 小さな子どもなんかは「Happy Birthday Jesus♪」とか歌ってるし この多民族社会でどれぐらいクリスマスが宗教と関わっているのか ちょっと気になったりもして。 ということで、最近ちょっと宗教に関して感じたこと。 無宗教の男友達が30代の女性と付き合っているのだけれど 彼女が敬虔なカトリック信者なので婚前交渉はご法度で 一緒に旅行したこともないらしい。 4年も付き合ってるのに。 でもそれは宗教の自由だし、彼が彼女の信教を理解して受容しているのなら それはそれでいいんじゃないでしょうか。 彼女の信仰心もすごいなーと思うし、彼の寛容さもすごいと思う。 でも「宗教を信じる意味がどこにあるの?」と思うこともある。 たとえばカトリック信者の男性に「日本では、同棲っておっけーなの?」と聞かれたので 「うーん、私の親世代の人たちは、いい顔をしないんじゃないかな」と言ったら 「うわぁ、それは大変だね。結婚前にお互いわかりあえないね」と言う。 「大変って…カトリック信者だって同棲できないでしょ?同じことじゃない?」と聞いたら 「宗教的に禁じられていても、社会的にはここでは同棲おっけーだから」との答え。 「社会的に受容されているからって宗教に背いておっけーなの? 自分の信じる宗教のprincipleに従わないのなら、その宗教を信じる意味なんてないんじゃないの?」 と突っ込んでみたら 「Who knows」とそっぽを向かれた。 私はこういう矛盾が、どうも気になる。 100%その宗教を信仰せずにイイとこどりするのはアリだと思うけど だったら「ぼくはカトリック信者です。カトリックNo.1」と胸をはっていうのは、いかがなものか。 かく言う私は、主の祈りを唱え、教会で賛美歌を歌う傍ら お経を唱え写経をし、神棚に手を合わせる…という、めちゃめちゃな環境で育った。 ちなみに実家には聖書も数珠もコーランのCDもあります。 信仰心はないけれど、宗教には興味があるんだよね…… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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