お稲荷様のおご馳走 上げのうま煮
今日は初午です。2月の初めての午の日に行います。 人々のお腹を満たしてくれる米。稲は大切なもの、神様です。田の神様をあがめる農民信仰です。五穀豊穣を感謝し、豊作を祈る、お祭りです。 各地にお稲荷様はあります。 大昔から稲荷講が行われています。 前日からのぼりをたて、笹の枝を飾り付けます。 10年ごとに回ってくる当番は、2軒で当たります。以前は当番の家で行われましたが、今では公民館で神事の後の酒盛りをします。 お神主様が来て、皆でお参りします。そして公民館でのおご馳走。煮物はジャガイモやにんじん、ちくわをお醤油仕立てで煮ます。 お揚げを、油抜きします。砂糖醤油を煮立たせ焦げないように揚げを煮ます。 驚かないで!!煮物をおどんぶりに盛り付けます。そこへ煮付けた揚げをかぶせます。からしを付けていただきます。お嫁に来たころのやり方でした。 今は体裁よく、細長く一口にお上品に切って他にもタッパに入れてあります。そのころのおいしい煮物、一枚のお揚げ、家庭では再現しています。・・一年に一回のおご馳走!! おいしいことおいしいこと。ぜひやってみてね。 これから私も煮ます。煮物?なべに大変身・・・でもないか?・・おいしいです。旬です。