最初から育休を取得しようと考えいた訳ではありません。
そもそも男が取得できるのかも知りませんでした。では何故取得しようと考えたのか?
一番大きな理由は「妻と一緒に子育てをしたい」というものでした。だからといって必ずしも育休をとる必然性はないのですが、何をすればお互いが満足できる子育てができるのかと考えたいたところ、男の育休についての記事がたまたま新聞に載っていたのです。
今でこそ、まだ当たり前のことではないにせよ男の育休という言葉をある程度目にするようになりましたが、私が育休を取得した5年前というと、まずほとんどそのような情報はありません。そのような時代に「男の育休」という記事を目にすれば記憶の片隅に残ります。その時の記事は妻と離婚して育休を取らざる得ないというような内容だったと記憶しているのですが、まさか自分が取得しようとは思わず読んでいました。ただ不思議なもので、自分が気になる事がでてくると、不思議と関連した記事に出会います。
子供ができると結構読む人が多いのではないでしょうか
ベネッセの「たまごくらぶ」「ひよこくらぶ」
我が家も、当時購読していたのですが、たしかどちらかの雑誌だったと思います。「男の人も育児休暇を取ろう!」という内容の記事が掲載されていたのです。その中には法律上問題があるわけではないことや、どの会社も制度としては大抵認めているというようなことが書いてあったと思います。これを読んで、何となく取得してみるかと思い、妻と話をしたところ
金銭面や会社内の立場など不安な点はあるが、取得してもらえるなら嬉しい
ということだったので、取得に向け動き出すことにしたのです。