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カテゴリ:Traveling
さて、バンコク最終日です。
午後3時の便で帰るので午前中しか時間はありません。限られた時間を勢力的に回る為、朝食後、8時にはホテルを出発したかったのですが、チェックアウトを済ませてた方がいいだろう、ということで急遽パッキングを開始(なんという計画性の無さ・・・) 結局、ホテルを出れたのは9時半でした まずはBTS(電車)でアヌサワリー・チャイ駅へ。駅からタクシーを捕まえて「ウィマンメーク宮殿」を目指しました。 しかし戦勝記念塔の辺りは大渋滞 と、いきなり信号待ちで大学生らしきタイ人の兄ちゃんたちがこのようなプラカードを持って車の前に一列に並びました。 ??? よくよく見ると兄ちゃんたちのTシャツには 「NO NOISE CLUB」 と書かれていて、プラカードには何やら 70デシベル と書かれています。 つまり騒音防止の運動なのでしょうか?確かにバンコクの街の中はトゥクトゥクの音などがうるさいです。 騒音のレベルの目安としては、 20デシベル・・・木の葉の触れ合う音、蛍光灯 30デシベル・・・郊外の深夜、ささやき声 40デシベル・・・深夜の街、小鳥のさえずり、静かな住宅地 50デシベル・・・静かな事務所、エアコン室外機 60デシベル・・・普通の会話、チャイム 70デシベル・・・掃除機、騒々しい街頭 80デシベル・・・地下鉄の車内、ピアノの音 90デシベル・・・大声、犬の鳴き声 100デシベル・・・電車が通るガード下 110デシベル・・・ヘリコプターのそば 120デシベル・・・飛行機のエンジンのそば だそうです。 信号が青になると大学生たちは車に引かれるまいとサーッと道路わきへ退散していきました。 無言の運動ですね( ・∀・) さて20分くらいかかってようやく「ウィマンメーク宮殿」に着きました。ここは過去にラマ5世が住居としていたところで、博物館風の各建物には王室に関わるさまざまなものが展示されています。 展示されている写真のタイの女性たちはみんな髪を短くしていて、まるで男性のようでした。 次にタクシーで涅槃像で有名なワット・ポーへ向いました。 この時で既に11時半。時間が残り少ないです 寺院の入り口を探していると、ひとりの男性が話かけてきました。 クマさんに「ワット・ポーに行くの?あぁ今日は閉まってるよ」 私はこういう時、全くと言って耳を貸しません。 戸惑っているクマさんに「こっちにおいで!」というとその男性は「ちっ」舌打ちをして去っていきました。 「もう!昨日、旅行会社の人にお寺が閉まっているって言う人には気をつけて!って言われたでしょうヽ(`Д´)ノ」 というと「あっそうだった」ですって。 この手の詐欺が多いらしいです。お寺が休みと言って、他の場所を連れ回して高い買い物とかさせるそうです。 裏の方に回ると、もちろんお寺は開いてました( ・∀・) 奥の方に入っていくとありました。リクライニング・仏陀です! ペナンで見たのより断然大きいです!50メートルぐらいあるそうです!ペナンのが33メートルだから・・・なるほど~大きいわけだ。 足の裏には、仏教の世界観が緻密な螺鈿細工で描かれています。また涅槃像の裏には このような108個の器が一列に並んでいて、小さな石のようなものが入った器をもらい(お布施なのでお金をあげるかどうかは自由です)一つずつこの器にいれていきます。108個きっちりで石がなくなったら、よい運に恵まれるとされているようです。 さてさて、ホントは他の寺院も行きたかったのですが、時刻は既に12時半。 タイムアウトです( ´ロ`) タクシーとBTSを乗り継いでホテルに戻り、荷物を引き取りタクシーで空港へ 運ちゃん飛ばす飛ばす それもそのはず3:15のフライトでホテルを出たのは1時半。しかも街の中はランチアワーの大渋滞。 運ちゃんは初めに「高速代も全部いれて350バーツ(約1,000円)ね」と言い、行きも同じだったので了解した。ところが、途中から次第に絶対早く着いてあげるからね。 「あなたがハッピー、私もハッピー」 などと言い、お客さんによっては350バーツ以外にチップくれる人もいるんだよーっと遠まわしにチップを催促しているようだ とそんなこと言われても私たちには十分なタイバーツが残っていない。 所持金はタクシー代の350バーツを除いて、残り290バーツ。 これは最後の最後にマックのサムライポークバーガーをランチとして空港で買おうと取っておいたもの。どう考えてもチップは弾めない。 運ちゃんは予定より早い14時には空港についてくれたが、私たちは360バーツしかあげなかった。 運ちゃんは「これだけ?」と不満そうだったけど、さっさとドアを閉めて後ろも振り返らず、ターミナルへと急いだ。 そりゃそうだ10バーツなんてたったの30円。でもチップなんて気持ちだし、それに350バーツだって悪くない値段よ。メーター使ったら300バーツいかないんだから! と自分たちに言い聞かせ、チェックイン。 ランチを取ろうとマックはあるかと聞いたけど、空港には残念ながらバーガーキングとKFCしかないというではないか!! ショック( ´ロ`) 仕方ないのでバーガーキングでランチを済ませ、所持金は10バーツのみになった。 いやぁタイバーツ残らなくて良かったねー私たちって天才? などといいながら、イミグレにはいる手前のゲートで 「エアポートタックス(空港税)払ってきてください」 と言われ ・・・ 聞いてない、聞いてない!え?航空券に含まれてないの?などと度素人のような思考に走ったが、パスポートを着き返され、唖然。 だって所持金10バーツでどうやって1000バーツ(2人分)払うのさ 急いでマレーシアリンギットを両替することに・・・。しかし生憎リンギットもあまり持ってきていない。 両替所で「1000バーツ必要なんだけど、リンギットではいくら?」と聞くと計算してくれて 「120リンギット」です、といわれた。 握り締めていたリンギットを数えると えーーーん117リンギットしかなーーーい どうする、どうする、ど、お、する~君ならどうする~♪ などと歌っている暇もない、時刻は14時45分。フライトの30分前。 クレジットカードは使えるか?と聞くとダメ。 もうこのままマレーシアには帰れないかも・・・とさえ思った。 2階を見上げると私が働いている会社の支店が。最悪はあそこに走るしかないな!と半ば腹をくくりATMへ。 HSBCのカードを使って、引き出しを試みると 出来た----- 急いでイミグレに向うと長蛇の列。クマさんと別々の列に並び 「先に終わった方がゲートに走る」とアイコンタクトをとる。 時刻はすでに出発時刻の5分前。 クマさんが先に抜け、続いて私も。クマさんはちょっと行ったところで先に行かずに待っててくれた。 X線検査を受け(こういう時に限って2人とも引っかかる)、そこからゲートまで一直線。猛ダッシュ こういう時に限ってゲートが一番奥 あんなに全力疾走したのは何年ぶりだろうか?きっと高校の体育祭以来だと思う。途中、へたばりそうになりながらもゲートに着くと あれ? なんだよーボーディングまだ始まってないじゃないかよーーーヽ(`Д´)ノプンプン 30分の遅延でした。 ゲートでハァハァ息を切らしながら、クマさんとやられたねーって笑いました。 久しぶりの全力疾走で喉はカラカラ。でも所持金は10バーツ。 水ぐらい買えるかなぁ~などと期待しながら売店に行くと、一番安い飲み物でも50バーツでした 仕方なく帰りの機内で馬鹿高いエアアジアの5リンギットもする缶ジュース(通常は1.5リンギット)を買ったのは言うまでもありません。 というわけで最終日が最も疲れたバンコク旅行でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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