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テーマ:妊婦さん集まれ~!!(4770)
カテゴリ:マタニティー日記
今日は悲しいお知らせがあります。
7月31日、私たち夫婦は赤ちゃんとお別れをしました。 赤ちゃんは18週目でした。その前週、日本へ戌の日の安産祈願を 兼ねて一時帰国していた私たちは突然の出来事に事実を事実と して受け入れることもできず、4日経った今でもまだ実感はあり ません。 7月28日の夜中に破水のようなものがあり、29日の朝、病院に行って エコーを見たら羊水はほとんどない状態。先生にすぐに入院して安静 にするように言われました。 3日3晩トイレも行けず絶対安静にしてましたが、3日目の朝、大量 の出血があり、お医者さまの診断により羊水が減りすぎて、これ 以上放っておいても肺機能や骨格が発達せず、いずれ母体は感染症 にかかる恐れがあるとのことでした。もちろん入院した時から最悪 のことも考えて、望みは持ちつつもある程度の覚悟はしてたつもりでした。 でも最後の最後に見たエコーでも赤ちゃんの心臓はトクトクと 動いていて一生懸命ふんばっているこの小さな命をどうして消す ことができようか。でも羊水は赤ちゃんが身動きが取れないほど 減っていて、助からないことは素人の私たちでもわかりました。 夫婦で泣いて泣いて辛い決断でしたが、赤ちゃんを諦めることに しました。妊娠中期の中絶は自然分娩と一緒で人工的に陣痛を おこして赤ちゃんを出しました。苦しかったけど、赤ちゃんの命 を絶ったのだから、これぐらいの痛みは母親として耐えなければ ならないと思いました。もちろんパパもずっとそばで私を励まし 支え続けてくれました。私ひとりでは辛すぎます。パパが居て くれたからこそ頑張れたのだと思います。 赤ちゃんは出てくるまで性別が分かりませんでしたが、予想どうり 男の子でした。私たち夫婦は元々考えていたライアンという名前 をつけて、旦那さんの実家があるマラッカのクリスチャン墓地に 埋めました。 ライアンのことを忘れない為にも私は入院中の3日間、日記を つけました。彼は私たち夫婦の息子です。今頃は天国で天使たちと 一緒に遊んでいることと思います。 今は旦那さんの実家で心と体を休めています。 私たち夫婦に授かった小さな命を自分のことのように喜んでくれた 家族、親戚そして友人、それからブログで知り合った方々。すべての 皆様にちゃんとご報告をと思い、日記を書きました。 私たち夫婦は大丈夫です。時間はかかるかもしれませんがライアン の為にも家族の為にもひとつの経験と捉えて少しずつ前に進んで いきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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