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テーマ:赤ちゃんが欲しい!(9165)
カテゴリ:マタニティー日記
今日のニュースで2年前に福島県立大野病院で起きた医療事故の判決が出ました。
当時29歳(ってことは私と同じ歳です)の女性は帝王切開後、胎盤が癒着しており、それを剥離した為に大量失血を起こし、お産から4時間後に亡くなりました。医者はこれらのことを予見したうえで剥離をしたのかがこの公判で注目されてきてたようです。 決してこの事件は他人事ではないような気がします。 この医師には無罪が言い渡されたようですが、遺族の方の気持ちを考えると人の命を失った怒りをどこにぶつけていいのか!人間は誰でも原因を知りたいと思うものです。何がいけなかったのか、何が悪かったのか? この件は医師会でも問題になり、これが有罪になれば医師などやってられない、医師は神様ではない、などという意見もあったそうです。 そんな中、遺族の方はあの時ああしていれば娘は助かったのではないか?などと医師を責めずにはいられなかったのでは・・・と私は思うのです。 私の産科医の先生にもいくつ思いあたる節があるのです。日本に帰る前の週にエコーで羊水が少なめです、と言われていたのです。でも翌週、日本に一時帰国することを言うと問題ない、と言ったのです。 確かにその時点では問題なかったのかもしれません。でも結果としてこうなった時、子供を失った親としては、どうして旅行を許可したの?って責めずにはいられないのです。今でもその気持ちは拭えませんが、要は医者が最善を尽くした結果なら仕方がないけれども事がそうなる前に色んな経験からそうならないように助言するのも医者の仕事だと思うのです。 私の場合、こうなった理由を今も知りません。どうしてライアンを失うことになったのか?先生は一概には言えない・・・これって理由になってないと思いません?一概に言えなくても考えられる可能性を挙げてくれよ!って感じなのです。素人にはわからないのですから。 もちろん私は裁判を起こしたりはしませんが、今の私にはご遺族の方々の悲しみや悔しさが痛いほどわかります。 妊娠・出産は死と隣合わせなんですね。自分も何事もなく生まれてきたかのように思ってましたが、きっと私たちがお腹にいたころお母さんは些細なことに一喜一憂しながら十月十日を過ごして、痛みをこらえて出産をしたことでしょう。そう考えると今、私たちが生きているということは奇跡なんですね。 今日は何だから支離滅裂な日記になってしまいましたが、いろんなことを考えさせられた事件でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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