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テーマ:あるゲイの日常。(399)
カテゴリ:同棲時代
お昼ごはんに 彼氏Dさんと サンフランシスコ Polk Streetにある フレンチベーカリーboulange へ行きました
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ここは フレンチ系 質のいいベーカリーで SFには数店舗ありますが このPolk Streetでは 簡単なお昼ご飯も食べることができます
この店の隣には 同じ系列のフレンチレストランがあり 手軽で おいしいフレンチを楽しむことができます
この日僕たちは ベーカリーの方で チキンオープンサンドイッチ と クラブサンドイッチを楽しみました
その後 コーヒーを飲みに 散歩がてら ある喫茶店を目指して 歩いていきました
目的の喫茶店は 名前も変わらず やっていました ここは 僕たちにとって ちょっと大事な場所
そう 10年前の 今日 初めて彼氏Dさんと僕が出会った場所なんです 今日は 僕たち出会って 10周年記念にあたる日なのです
この10年は決して僕たちにとって平穏にすぎたわけでありませんでした 出逢って 1年半で 一緒に住み始め 1年半 続いた同居生活は 破綻して 付き合いながらも 2年ほど別居した時期もありました
その後 再び同居し その間 彼氏Dさんも僕も 大学院を卒業して 僕は永住権(グリーンカード)を取得し 今の仕事に就き 今年になって 家を共同購入しました
10周年は僕たちにとっていい節目 今まで 先延ばしにしていたことを この日に実行することにしました
まず ↑ San FranciscoのCity Hall に行き このペーパー↓にサインをして 公正証書にしてもらいます
City Hallでは結婚証明書も発行しており 男女のカップルが 結婚のために こちらに多くきていました
しかしゲイの場合は 特殊なためこれでは終わらない 先ほどの書類を カリフォルニア州に提出しなくてはいけません
このビルのエントランスには きれいな屏風絵があって とってもなつかしい感じがする絵でした
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この絵のタイトルは “金閣寺”で 金閣寺が 池に映った 様子を描いていました なぜ州のビルに金閣寺なのかは 不明です・・・
さてさて 調べてみると 先ほどの書類の 提出先は このビルディングの14階 アーノルド シュワルツネッガー州知事の部屋の となり
この部屋に入ってみると こんな写真があり
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本当に この州の州知事は この人なんだな~と実感しました
そして この部屋で先ほどの 書類を提出しまして その証明として このような書類をもらいます
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これで 本日より 彼氏Dさんと 僕は 正式にカリフォルニア州で認められた ゲイのカップル(ドメスティックパートナ) になりました
これは 男女の結婚と ほぼ同じような効力が カリフォルニア州内で認められ 税金 遺産 医療 など(移民問題は除く) たくさんの権利が 男女の夫婦のように もたされるのです
そうなんですよ~
永すぎた春に 終止符を打ち 正式に結婚してしまいました! この書類を提出したときも そこで働いているオフィスの人達に おめでとうございます! と 祝福されて なんか複雑な感じでした・・・
もう人妻なんですね~ いえ・・・人夫とでも言いましょうか?
その後 僕たちは 10年前 はじめてあった日のように 先ほど出てきた 喫茶店のあとに行った 想い出の公園に行き
10年前にあった公園の同じベンチに 10年前のあの日のように 2人で座って 静かに 暖かい日差しを 楽しみました
これからあと何年 こうやって 暖かい日差しを 一緒に楽しむことができるのでしょうか・・・
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