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テーマ:ゲームについて思うこと。(12)
カテゴリ:ゲームについて
80年代終わりのころ、ゲームボーイが任天堂より発売された。
白黒画面ながらも、電池駆動で、ファミコン同様にカートリッジ式になっていた。そして、その頃、空前のテトリスブームということもあり、 手軽にテトリスが楽しめるゲームとして、好評を得ることが出来た。 ハードが売れたら、当然、ソフトウェア(ゲーム)を作る会社も後を追う。 どんどんゲームボーイ用ソフトが増えていく。 そして、ハードも軽くなって、ゲームボーイライトとなったりと、イメージチェンジを繰り返していくが、段々ゲームボーイも失速状態に陥ってしまう。次世代機がいよいよ登場するか???という前後の時代だったので、松下の3DO、その後にセガサターン、ソニーのプレイステーションをゲームをする人の目はそっちを向いていたのだ。 ジリ貧となっていくゲームボーイ。もう火が消えようとしている瞬間に一つのゲームがリリースされた。 「ポケットモンスター」である。ゼビウス時代から有名な田尻智氏が監督を務めるロールプレイングゲーム。子供向けの雑誌とタイアップなどを行ったので、子供達の注目を集め、子供の心をわしづかみにした。 元は、切手とかスタンプ趣味みたいな、モンスターのアイテムコレクションと、これまでのRPGをミックスしたようなもので、だが、そのアイテムコレクションというのが子供心をくすぐったのである。 田尻氏は自分達と似た世代であるため、ウルトラセブンなどを見ている。 主人公が持つカプセルにはモンスターがおり、カプセルを投げて、相手のモンスターを倒すところは、本当にセブンのやり方にそっくり。 だが、爆発的人気を呼び、ポケモンをやるためにゲームボーイを買う。 いわゆる、「キラーソフト」になったのだ。 これで、任天堂は勢いづき、ゲームボーイのカラー化、 大幅バージョンアップ機の、ゲームボーイアドバンス、およびSP、 そして、今、また爆発的人気のあるNintendoDSへと続いていくのである。 任天堂は、田尻智氏、石原恒和(プロデューサ)に足を向けて寝ることは出来ないだろう。 こんなにNintendoDSが売れているのは、彼らのおかげでもあるからだ。 そうでなければ、もしかしたら、本業のトランプ、花札などの販売に戻ってしまっていたかもしれない。 おそるべし、ポケモン。 ゲームボーイ用ソフト ポケットモンスター【緑】 【GBA】北米版Game Boy Advance SP本体(バックライト改良版) パールブルー (日本のゲーム、日本の電源も使えます) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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