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まつけん7

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2006年05月23日
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テーマ:鬱病(2269)
カテゴリ:躁鬱病とたたかう
今日は午後から図書館に行った。
借りていた週間アスキーを返して、新しい週間アスキーを借りようと思って。
だが、なぜだか、ごっそりと誰かが借りていったみたいで、ちょっとショック。

その代わり、2冊の本に出合えた。
ひとつは「U35世代 僕と仕事のビミョーな関係」 日本経済新聞社
と、「生き方ナビ」太田哲也著 である。

太田哲也氏は、レーシングドライバーである。F3000や24時間耐久レースにも出場した選手だ。
自分はかつて、車好きであった(過去形:今は動けば車など、どうでもいい人間になってしまったが・・・苦笑)ので、
Tipoやらカーグラやらいろんな車雑誌を買っていて、太田哲也氏の事も知っていた。
そして、彼のレース中の大事故とリハビリ中のエッセイも読んでいた。
(客先の仕事場で・・・・しかも某大手自動車会社内・・・恥)
そのときは、自分が鬱になるってことも予想もしていなかったので、
彼のエッセイに対してもそれほど関心が無かったというか、
淡々と読んでいるだけだった。

だが、自分が鬱になり、オプションで躁までついてきて療養生活が6年目に突入した今、
彼の本とこの町の図書館で出会った。
彼は見事に復帰を果たし、レースをしながら、執筆活動に追われている。

精神力やチャレンジ精神などがあるからかも知れない。
だけど、読んでいて、それだけじゃないと思った。

彼は、他の闘病記に見られるような、いわば当たり前のことを当たり前に、
着実にやっていて、今があるということを書いている(様に感じた)。

彼は大事故に会い、自分が嫌いになったり、自暴自棄になったり、
自殺したくなったり、引きこもり状態になったりして、
それでもなお、レースの場に復活が出来た。

そこには何があったのか。
自分だけで世界は回っていないこと。
色々な人と協力してレースというのが成立すること。
時には、他人にポジションを譲ることがミッションの時もある。
「早く走ること」だけが目標ではなく、「車を壊さない」ことが目標だったりする。
(予算の無いチームは特に顕著であろう)
「太田哲也」という人間は一度死んだ。0地点からのスタートだから、失敗しても怖くない。
どこまでが恐怖で、どこまでが恐怖でないかが感覚として分かったという。

自分は、そういう当たり前な考え方、割り切り方がまだ上手く出来ていないのだと、
太田哲也ドライバーに教わった気がする。
自分のために生きるのではなく、他人のために生きること。
これが自分に与えられたミッションなのかも知れない。

今日のとても大きな収穫であった。

生き方ナビ

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最終更新日  2006年05月23日 18時07分26秒
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