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テーマ:鬱病(2269)
カテゴリ:躁鬱病とたたかう
今日は上司と面談の日であった。
最近の体調の話や、自分で体調管理をしている話、 そして、休職延長願いを出す。 また、3ヶ月休むことにする。 いつ社会復帰できるかは、自分次第。 自分である程度、体調、気分を安定できてこそ、 復職への第一歩が可能となるのだろうと思っている。 そして、そういうことを上司に話した。 上司も来月か再来月あたりに主治医と話しをしたいらしい。 良いチャンスだと思う。それまでにある程度心身ともにコントロールできれば、 主治医からOKをもらえるかも知れないし。 お昼ごはんはちょっと歩いたところのイタリアンレストランに入る。 そこで、パスタランチ+フリードリンクを頼む。 そして、上司とざっくばらんに話す。 今の上司は自分が新人の時にチームリーダーだった人だった。 だが、割とクールというか寡黙な方で、お互いにいろんなことを話す機会が無かった。 (・・・と思っている。) だが、今日はなんだかいつもと違って、いろんなことを話すことが出来た。 多分、気負いがなかったのと、年齢が2つくらいしか変わらないという理由もあったのかも知れない。(とはいえ、会社の中では部長クラスに値する方なのだが) 初めてその上司に「どうしてこの業界に入ったのですか?」って、ぶっちゃけて伺ったら、 上司もマイコンから始めたのだそうだ。しかもシャープのX1シリーズで(フロッピーらしいが) そうですか!自分も持ってましたよ。カセットのほうですが。 などと、先輩も文系ながら同じ道を歩んできたんだなぁって、15年くらい経って分かったりして(苦笑)。きっと俺が引っ込み思案というか、もっと色々とずけずけと話せばよかったのかな? って思いました。そうすれば、もしかしたら、病気にならなかったのかも知れませんしね。 この病気も本人の性格の部分も大きいですからね。 昼ごはんを上司にご馳走してもらい、そこから上司は出向先にJRの駅に行くので、途中の地下街で別れた。本当に自分は恵まれている。心配してくださる人が居る。 そして、まだ俺はリストラされていない。その現状に感謝。 2時過ぎから英会話スクールに行く予定だったが、1時間くらいあまったので、電気屋に行く。 レアなゲーム探しをするが、特に良いのは見当たらず。 だが、PCのサプライコーナーで、CD,DVDが100枚近く入るケースを買う。800円くらいだったので、安くてうれしかった。 それから英会話教室に入る。いつもは通常のレッスンを受けるのだが、今回は違う目的で入った。 その英会話教室には、10名程度が入るくらいのカラオケボックスのような部屋になっており、そこの部屋では、フリートークが出来るのだ。チケットを購入すると、その日1日は出入り自由、どんな話題でもOK。とにかく英語を話し、英語を聞く場。 前から一度トライしてみたいと思っていた。さりげなく他の生徒さんに聞くと、「あそこはレベルが高すぎてついていけない」とか、「2、3時間くらい居るのが精一杯」などと言う言葉を聴かされていた。そういうとこなのか???本当のところどうなんだろう。それじゃあいっぺん、そういう気分を味わってみようじゃないの。どうせ、俺は暇だし、チケット10枚持っているんだから(入学時に半ば強制的に買わされていたのだ)。 2時過ぎから始まったときは、生徒は自分ひとりだった。先生とマンツーマン。 でも、ぜんぜん苦にならなかった。だってカリキュラムなんて無いのもの。 ザウルス(携帯端末)の電池が切れそうになり、電池を拝借したいなと用意していたときに、 講師の先生が入ってきて、「Could you lent me battery??」(かなりいい加減な英語)とお願いしたら、OK,OKと言われ、ほっとして、それからは、その携帯パソコンの話を講師が振ってくれた。自分が知っている話ならしゃべり安い。それからカメラの話題になり、講師はデジカメに6GのMicroDriveをつんでいた(CFカードと似たような形のHDD)。それってめっちゃ高いんじゃないですか?って聞いたら、いやいや、1万8千円だったよ。という。えーーー。今って安いんですねー。日本製ですか?って聞いたら、日立だよ。って答えてくれる。最近は本当に安くなったんだなぁと感心する。そういっている間に40分が過ぎてしまった。講師も通常レッスンの合間にこの部屋に来てくれるので、約1時間で講師がチェンジする。また、生徒も出入り自由なので、レッスンの前後にこの部屋に来る人もいる。自分は久しぶりに充実感を覚えた。 文法はむっちゃくちゃではあるが、会話を楽しむことが出来た。少なくとも言いたいことが伝わる。今の自分はそれで充分なのであった。まず楽しむこと。英語のシャワーを浴び続けること、それが楽しく、大事なんだなと実感した。それからは、どれだけこの部屋に居座ることが出来るかやってみよう。3時間くらいで根を上げるのか・・・ 生徒も色々入れ替わる。講師も当然入れ替わる。それでも、まったく飽きない。逆にそのほうが新鮮で楽しいかもしれない。 正直言って、他の人の方が、英語のレベルは上だ。聞き取りも良いし、話も流暢だ。 そういう人は海外で生活したり、転勤したりした人が多い。 自分はその立場に立っていない。でも、そうした上級者と講師のやり取りを聞くだけでも、 どういう言葉を選んで話しているかとか、立ち回り方が分かったりする。 そして、たまに自分も意見やくだらない話をしたりもする。 それで充分だ。今のうちは。そう思えた。今は他人の技術を取り入れること。 そして、英語環境にどっぷり漬かること。俺には充分すぎるほど時間がある。 だから、他人には出来ないことが可能になるのだ。それにこういうサバイバルが面白い。 即興性が面白い。どんな会話、どんな展開になるのかが分からないから面白い。 人ってそれぞれ違うから、それぞれの考え方を見ることが出来て面白い。 あっという間に、閉店まで居座っていた。 そのつもりではあったが、7時間もぶっ通しで英語のシャワーを浴びるってのも 面白いと思った。(1時間に15分から10分程度の休憩時間はあるが) 意外と俺って腹が据わっているというか、ずうずうしい、たくましい生き物なのかも知れない。 いきなり外国に連れて行かれても、もしかしたら、生きることが出来るのかも知れないなぁ。 淡々と授業を終われたことに安心感と充足感を感じた。 これは悪くない。面白い。普通のレッスンよりも、こっちをメインにしばらくトライしてみるのもいいのかも知れない。 そう思いながら、ビルを出て、信号待ちをしていると、今日最初に会った講師と隣り合わせとなった。目があって、"Hi!!"って挨拶をした。ヘッドホンをつけようとしていたらしく、 mp3プレイヤーですか?って聞いたら、iPodだよ!って言う、ワオ!!って言うと、30GBだぜ、音楽も写真もムービーも入るよ。って講師がちょっと自慢?していたので、いいっすよねー。iPodは。って言いながら途中の道まで一緒に帰った。 俺はきっとまじめな勉強ってのは向いていないようだ。 もっとくだらない、現地で会話するようなことが似合っているような気がする。 それは、例えばMBAをとるためとか、TOEICでハイスコアをとるっていう自分を向上させる意識ではなく、単にコミュニケートするための道具の一つとして学ぼうっていうスタンスが 自分にはあっているのかもしれない。 最近はそう思いながら英会話を続けている。 書き忘れましたが、自分の英語の文法レベルは本当に足りません。 だから、今回入った部屋の中では、一番低いレベルだろうと思います。 でも、レベルが低いからっていって、自分を卑下するつもりもなく、 自分が話せる言葉、単語を使って、他人に理解してもらう。 失笑を買ったとしても、そんなのは知ったことか。 とにかく、言いたいことが伝われば、それでいいんだ。 そういうずうずうしさ、たくましさを身に着けていきたい。 それが自分の課題のひとつだと思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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