ジャラン・ジャラン・パインビレッジ

病気になる前よりは、喜怒哀楽が表せるようになった気がする。
昔はあんまり表現することが出来なかった。

でも、病気になって、療養しているうちに、
少しずつだけれども、感情を表すことが出来るようになった気がする。

・喜び　人前で笑うことが出来た。楽しいものをいくつも見つけた。
　　　　それは人との縁であったり、出会いであったりする。
　　　　俺が病気の間に弟は結婚した、とても喜ばしいことだ。
　　　　俺の代わりに家内が働いている。最初は申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
　　　　でも、ここではない、地方から来た家内が仕事を通じて友人が出来、
　　　　遊びに出かけたり、活発に行動できるようになったのがうれしい。

・怒り　実は今でも苦手だ。上手に怒ることが出来ない。昔からそうだった。
　　　　でも、少なくとも機嫌が悪いということをアピールすることは出来る。
　　　　少しずつでいいから、自分の状態を他人に伝えることが出来るよう、
　　　　自分に素直になれるように、努力したいと思う。

・哀しみ　療養の間に少し年をとったのかもしれないが、涙もろくなった。
　　　　映画を見ただけで泣けてしまう。昔は映画でないたことなんてなかったのに。
　　　　漫画を読んで泣けてしまったりもする。不思議だなぁって思う。
　　　　昔はなんとも思わなかったこと、他愛のないことでも、自然に涙が出てしまう。

・楽しみ　人と会っても楽しい。話すのも楽しい。こうしてＰＣを触るのも楽しい。
　　　　生きているのが楽しい。昨日、教室内で笑っていたら、女性から、
　　　　「何がそんなに楽しいの？」って言われた。だって、面白いんだもの。英会話が。
　　　　人生って辛いこともあるけど、やっぱり楽しいこともあるんだなぁって思った。
　　　　死にたいって何回思っただろう。でも、今思えば、死に対して直面することで、
　　　　逆に生きることの大切さを知った気がする。
　　　　なんだかまだ死ぬにはもったいない気がするんだよね。もっといろんなことを
　　　　知りたいし、体験したい。年取ったら、ここにいるか、日本のどこかにいるのか、
　　　　はたまた外国に居るのか、分からないけれども、毎日を楽しく、家内と一緒に
　　　　過ごせたら、どこでもいいかなぁって思ったりする。

こうした喜怒哀楽は神様か仏様か、それとも周りの人たちに学んだのかも知れない。
そういう人として大事なことを学ぶ期間だったのかもしれない。
そうならば、この療養も「人として」無駄な期間ではなかったのかもね。

さて、これからスーパーに買い物（原油が高いからトイレットペーパーを買っておこう）と
クリーニング店に預けた衣類を貰ってきてから、
午後から、また英語のシャワーを浴びてきます。

See ya !!