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まつけん7

まつけん7

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2006年06月19日
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テーマ:鬱病(2269)
カテゴリ:躁鬱病とたたかう
今日、初めて、カウンセリングを受けた。
会社が委託しているカウンセリング会社から派遣された女性の方である。
名古屋駅で待ち合わせをして、ファミレスで話をする。

簡単な挨拶の後、自分は確認しておきたかった。

「自分は今、リハビリの途中にあるので、患者、主治医以外で、客観的に見ることが
できる方で、認知療法、行動療法、コーチングをしていただきたい」ということ。

そうでなければ、あまりカウンセリングに意味は無いかも・・・と考えていたからだ。

カウンセラーは「(当然)行いますので、安心してください」とおっしゃったので、
そこからカウンセリングがスタートとなった。

まずは、自分が躁鬱を発症するまでを話す。どんな体調の変化があったのか、
また、仕事のやり方がどうだったのか、鬱に気づいた時はどのような状態だったか、
死にたいと思ったときの状況、実際に鬱になったきっかけ、通院を決めた状況、
通院の状態、上司に伝えるときの状況、休職の時の姿、復職し、失敗して再休職したときの
状況、また復職し、休職し・・・そして、英会話教室に今習っているということ。
今の家庭の経済状況など、色々話した。多分、30分以上はカウンセラーに語っていただろう。

「奥様は大変色々と、まつけんさんを気遣い、サポートしてくれましたね」
「そして会社も大変良い待遇で扱っていただいていますね」

本当にその通りである。感謝の仕様がないくらいである。

続けて、カウンセラーは自分に指摘した。休職、復職を繰り返しているということは、
薬で身体的にある程度良くしていても、心理、精神面を改善していないので、
どうしても、精神的に辛いときに、また鬱を発症してしまうのだということを教えてくれた。

そして、心の在り方、捕らえ方を変える、または、視野や考え方を柔軟にすることで、
抗うつ薬が必要とならないときが来ます。それは無意識のうちに、薬を飲んでいなくて、
それでも精神的にも体調的にも何も問題ないときが来ます。そういう事例はあります。
そして、話し方を伺う限りにおいて、あなたは鬱が治せる状態にあると思います。
と話をしてくださった。さすがに、いきなり薬がいらなくなるってのは、ちょっと唐突だなぁ。
なんて考え、主治医は薬事療法を主体として、カウンセリングに対しては積極的ではないこと。
そして、薬は復職してからも、3年飲み続けてたら再発率は5割、5年の場合は3割になると言われたことを話した。
すると、カウンセラーは、確かにお医者さんによって、カウンセラーの扱いを良いと見る方もいらっしゃるし、悪いと思っている方もいらっしゃいます。と正直に話された。
そして、ただ、鬱を治すためには、薬で身体を治すのと、心理面で治すのとの両輪で動かすことが大切だと言われる。どちらかが偏っていてはいけないと。

そして、2つのチャート表を渡されて当てはまる項目を記入する。
ひとつは、鬱の度合いについて。10項目くらいあった。
もうひとつは、心理面、精神面について。これは20項目くらいあったと思う。
まぁ、正直に、でもあまり悩まずに書く。
そして、採点する。鬱の度合いは3点。カウンセラーからは、これは非常に低い値ですといわれる。ほとんど治っている状態であると言った。通常、鬱の場合は30点くらい以上で判定されるらしい。そう考えると、ほとんど鬱でない状態にあるのだ。
次に、心理面であるが、これは鬱チャートよりは点数が高かったが9点であった。
これも基準よりは、とても低い数字である。確かボーダーは20点くらいだったか。

であるので、これからは心理面を重点にカウンセリングを行うことになる。

そして、今通っている英会話の行為が脳にとって、とても良い効果をもたらせてくれていると指摘してくれた。つまり、鬱の場合は、脳の前頭葉が機能しないために発生する病気である。
それゆえに、味覚が分からない、人の話が理解できない、ぼーっと何かを見つめる感じである。自然と涙が出る。頭の中で言いたいことが整理できないから、上手く話すことが出来ない。などというケースが発生するのである。
英会話を習う、英語だけで話したり、人とコミュニケートすることで、前頭葉が活発化されて、それまで出来ていなかったことが出来るようになるのだそうだ。
そして、最近よくブログに書くのだが、他人を見て、最初は悪い印象を持っても、後からその人のいい部分が見えるようになることは、考え方の柔軟性が出たということでとてもよいそうだ。
また、英語を話すときに、オーバーアクションや、顔の表情を豊かにすることも、とても効果的であるそうだ。そういう意味において、英会話を習っていることは、鬱のリハビリにも充分に役に立っているのだそうだ。そして、「それがどうした」の開き直りも良いそうだ。

なんだか、自分のやりたいこと、方向性が正当化されたことで、うれしく、また気が楽になったような気がした。

カウンセラーは、今後のやり方について説明した。
基本的に2週に1回のペースでカウンセリングを行うこと。

次回からは、認知療法+行動療法、そして自立訓練法について、学ぶことになる。
そして、交流分析(エゴグラムほか・・・)で自分を知ることを行う。
また、当然ながら運動も大事だと言われ、散歩をしてくださいと言われる。
どれくらいしたら良いでしょうか?と聞いたら、その時々によって決めてくださいと言われる。
きっと、カウンセラーが決めたら、それが絶対となっては、カウンセリングの妨げになるだろうからだ。あくまで自主性に任せて、またやれるときにやれるだけ歩く。やりたくない時はやらなくて良い。そういう自由さがあるほうが良いのだろう。

色々話を伺っている途中で、カウンセリングの方法論について、ひきこもりの人を例に聞いてみた。ひきこもらないために、まずはどうするのですか?と。いきなり、ドアを叩いて、外に出ましょうって言う訳にはいけませんよねって伺ってみた。
すると、まず、朝10時なら10時と起きる時間を決めて、カウンセラーが携帯に電話をかけるそうです。そして、挨拶をすることからはじめるそうです。つまり、生活リズムを変えることから始めるんだそうです。なるほど、と思いました。

まぁ、そんな感じで2時間のカウンセリングは終了しました。
気分的には良かったです。その方も会社の運営も割りとしっかりしているようで、
毎回、そのカウンセリングのアンケートをとるそうです。
そして、次のカウンセラーは同じでよいかどうかも記入するそうです。
つまり、相性的に合わなければ、チェンジしてもらっても良いのです。

まぁ、まずは希望通りのことが出来そうなので、今回のカウンセラーさんにお願いすることにしました。

そして、ファミレスでカウンセラーさんと別れて、ふと考えました。
藤本義一氏のエッセイの言葉を思い出したのです。
人を「信頼」するのではなく、「信用」するのだと。
つまり、信頼とは、信じて頼ることです。頼りすぎて相手が倒れたら、自分も倒れてしまう。
相手によっかかっていますからね。
だから、信頼ではなく、信じて用いるのです。そうすれば、自分が倒れることは無い。

そういうことを思い出したのです。今回のカウンセラーさんを信用してみようと。

それから、マ○ドで軽く昼食を取り、英会話教室に3時間くらいいてから、
家に帰りました。今日は夕方から、プロパンガスの点検に来てもらう予定になっていたからです。
それも先ほど終わり、やっとゆっくり出来た次第です。

まだ、これからのことは分かりませんが、カウンセラーさんのアドバイスに従い、
主治医とも上手くやっていきながら、出来たら、薬ゼロの方向にいけたらラッキーだなー。
って考えるように、ポジティブに、でも、強制でなくてやっていきたいです。





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最終更新日  2006年06月19日 18時37分03秒
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