|
テーマ:鬱病(2269)
カテゴリ:躁鬱病とたたかう
春のGWに家内の実家に帰った時は、
義祖母はまだ立って歩くことが出来た。 そして、自分が車に乗せて美容院に連れていくことが出来ていた。 しかし、今月に入り、義祖母の体調があまりよくないとの連絡をもらい、 あわてて調整をして家内とともに、この週末に家内の実家に行ってきた。 義祖母は確かに弱っていた。歩くのがかなりつらくなっていた。 杖をつきながら、よろよろと歩いていた。 自分は2日間であったが、義祖母の側に居て、立ち上がるときに、 体を持ち上げてあげたり、トイレまで見守ってあげたり、 水を上げたりしていた。いろいろな話も聞いていた。 義父、義母の話では、介護する方で、あまり何でもやってしまうと、自分で動こうとする意思がなくなってしまい、余計に体を弱らせてしまうとのこと。 だから出来るだけサポートしないようにはしたのだが、 やはり「老いること」の現実を目の当たりにさせられた。 寒くも無いはずなのに、手足が震え、「寒い寒い」と言う義祖母。 最初はシーツなどをかけてあげていたが、体温調節が聞かないだけではないのではないか? もしかしたら、いろいろなものがすでに見えているのかも知れないと思い始めた。 悲しいはずなのに、涙が出ない。これが「老いて」亡くなるのか。それが事実なのか。 本当は秋に義祖父の17回忌があるため、そのときに実家に行こうと計画していたが、 早く帰省してよかったと思っている。まだ、自分を覚えてくれているし、 少しでも話が出来るのだから。 しかし、たった3ヶ月で義祖母の体がこれほど弱るとは思っていなかった。 秋の帰省まで体調が持てばよいのだが。そのころまで、今の容態で留めていて欲しいと切に願っている。1日1日を大切に生きて欲しい。 「寒い寒い」という、やせ細った義祖母の体、腕、足をさすりながら、 願いを込めていたのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|