ジャラン・ジャラン・パインビレッジ

昨日のコメントがまだなのですが、
忘れないうちに、書いておきたくて、
先にブログを書かせていただきます。

ある方のブログ、その方は来月にも留学をするのですが、
「何の本を持っていくか」と云うテーマでした。

自分の場合は、日ごろ持っている本が多すぎて、
とても悩んでしまうところですが、

留学＝旅のひとつと考えると焦点が絞れそうです。
まずは、とてもストレートに考えると、
沢木耕太郎の「深夜特急」です。
10年くらい前に、ドラマ化もされましたので、
有名かも知れませんが、私はこの文庫本が好きです。
ストレートに一人旅のエッセンスが詰まっていると思います。



深夜特急（1）

もうひとつは、同じく旅なのですが、
小林紀晴の「ASIAN JAPANESE」。
どちらかと言うと、人生に迷いが生じている人に、
読んで欲しいような本です。
なので、ちょっとネガティブな方にはおすすめできませんが、
誰でも、そういう心境の時はあります。
そして、鬱になって養生をしたときに、この本に出会いました。
著者は私と同年代です。なので、自分達世代の危うさ、不安な気持ち
などが、人を漂流にかき立てているというのが分かり、
個人的には共感を得る本でした。
3作目くらいからは、内容的にどうでも良くなりましたが。
でも、アジアなどに旅をして、そのまま居ついてしまう若者を
写真と文章で上手く捉えた本だと思います。
でも、ちょっとポジティブではないですね（苦笑）



アジアン・ジャパニーズ（1）

そして、もし無人島に持っていくならば、
詰め将棋の本を持っていきます。
出来るだけ、難しいものを持っていけば、
要らない考えが無くなって、寂しさに勝てるかも知れませんから。

たとえば、江戸時代に考案された詰め将棋集、
「将棋無双」「将棋図巧」などが良いかも知れません。

いずれにせよ、人生とは旅だと思っています。
そのときに、出会うものはどれも貴重なものと思います。
「一期一会」と言う言葉があるように、
Mさんも、大切に過ごしていただきたいと思っています。
遠い日本の空から、応援しています。

========================================================================
昨日はカウンセリングの日でした。

寝不足だったので、ちょっと気合を入れる薬を飲み、
カウンセラーと面談。

今回は、2週間の生活と、美術館にいった話、復職のための三者面談をした話をした。
カウンセラーに2点ともほめてくださった。

ひとつは息抜きの仕方が自分なりに出来るようになったということ。
自発的に、自分の体調を見て、自分なりの息抜きが出来た。
息抜きの方法は人によってまちまちだが、
自分の場合は、美術館のような、静かな場所にいて、
ゆっくり絵画を鑑賞するというのも自分なりのリラックスの方法だと思った。

もうひとつは、他人と話すための段取りが組めるようになった。
もちろん、病気を発症させる前から、出来ていたことなのだが、
病気になると、頭が柔軟でなくなる。
が、今回、支店長や主治医と話す場合、
どう話したらよいか、自分の考えはどうなのかを考えて、
出来るだけ良い方法を考えながら、論理立てて話すことが出来た。
これはとても重要なこと。
おそらくこの半年間で、劇的に変わったことなのだろう。
英会話に行き、目や耳などからの刺激を受け、考え、話す。
その訓練が今、生きてきたのだと思っている。
偶然ではあるのだが、英会話に行ってよかった。
ちゃんとリハビリが出来たと思っている。