ジャラン・ジャラン・パインビレッジ

二人歩記　長渕剛

住み慣れた部屋を今日限り引き払い
また次の場所へ行こうと思うんだ

最後の荷物を車に積み込んだら
色んな想い出がふと通りすぎた

一人暮らしの僕に君はどんな時でも
花一輪のやさしさを持ってきてくれた

だけど朝になれば夢がさめるように
短いひとときが淋しすぎた

きのうまでのわざわい事に別れを告げ
ドアをしめて階段をおりる
嗚呼、今度こそ幸せになれますように
そんな願いで車を走らせた

時のはざまの想い出は置いていこう


いくつもの夢といくつものいたわり合いが
この街をあとに長い影を引いていく
「あなたとの暮らしが始まるのはいつからなの」
涙するたびに　そう問いかけてたね

偽りのない君のそんな瞳を見たとき
薄汚れた僕の過去がうつっていた
だからもう君を死ぬまで離しはしない
僕は君なんだし　君は僕なんだよ

きのうまでのわざわい事に別れを告げ
ドアをしめて階段をおりる
嗚呼、今度こそ幸せになれますように
そんな願いで車を走らせた

時のはざまの想い出は置いていこう

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自分を信じることが出来ず、
故に他人を信じることが出来ない。

自分に厳しいあまりに、
他人にも厳しくしてしまう。

辛いこと、苦しいことを覆うために、
また、酒を飲み、タバコを飲む。
そして、散在をする。

常識では考えられないことを
おぼれている自分はやってしまう。
助かりたいために、何ににもすがってしまう。

大人になりきれていない自分がここにいる。

自分を許すことが出来ず、
故に他人を許すことも出来ない。

本当に堂々巡りだ。

果たして自分は病気が治っているのか？
それはきっと、自分だけの判断でしかありえない。
医者が言うから、カウンセラーが言うからってのは
きっとそれは本当ではない。

自分が大丈夫と思わない限り、治癒しないのだ。
あるいは、どこかで踏ん切りをつけなければ、
割り切らなければ、社会に踏み出せないのだ。

あがいてでも、社会に立つ必要がある。
奇異な目で見られようとも、動く必要がある。
色々な社会、組織を見てきて、それに耐えることが
必要であることを実感した。

だけど、自分の本質的な部分において、
「未来だけを見つめる人生」は出来ない。
自分は、簡単に過去を清算できない人間だ。

過去の罪や言動、所作を時折、思い返しながら、
重い足取りで、一歩ずつ歩いていくしか
方法は無いのだ。

それが、自分の行きかた。スタイルだろうと考えている。

hermitさん、すみません。
また、お叱りを受けることを書いてしまいました。

私は簡単には、未来だけを見つめて歩むことが出来ないみたいです。
地べたを這いつくばりながら、きっと生きていく人種なのです。