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テーマ:鬱病(2269)
カテゴリ:躁鬱病とたたかう
ここに書くのもなんですが、
いつも、うつ欄にしか書かないので、 書いてしまいます。 今週に、とある高校にて、 「世界史」を受講していないために、 卒業できないという前代未聞の事件がありました。 ・・・って、ことは、もしかしたら、俺が行った高校も・・? って思っていたら、今日の新聞の地域欄に入っていました。 苦笑するってよりも、「やっぱりなぁ」ってのが、率直な感想でした。 未だに悪しき風習が残っているようです。 俺が母校に入学したときに思ったのは、 「ここは高校じゃない。予備校だ」でした。 田舎の公立進学校なのですが、 とにかく、「現役で大学に入れさせる」高校で地元では有名でして、 今でも、英会話教室に行って、学校の話になると、 「えっ、あの○○高校ですか??」って驚かれるくらい、奇異な学校です。 とにかく、現役で入れさせなければいけないので、 生徒の意思にかかわらず、とんでもない大学を受けさせられたりするのです。 俺は全生徒の中で、下から数えた方が早い成績順でしたので、 共通二次試験(今はセンターでしたっけ?)の大学選びの時に、 この成績では希望の大学に入れないから、北陸の○○大学を受けてみろと 共通一次試験後、いきなり担任に言われ、「嫌です」って言うと、 「いいぞ、○○大は。女も綺麗し、酒も美味いぞ。ねぇ。○○先生」などと 寺の副住職をしている教師にも関わらず、とんでもない進路指示を受け、 ぶちぎれで、「大学は変えませんから。」と、いいながら、 もとの希望の大学を受験しました。 当然、私立は、指示された大学を選ばず、勝手に東京の大学を複数受験し、 希望の大学に滑り込めたので、結果論としてよかったのですが、 まぁ、あの担任は許せないものがありました。 合格を報告したときに、電話越しに、おめでとうも言われずに、 合格通知に書いてある、他の生徒の受験番号を教えろということをされ、 職員室で報告したときは、「お前は、大、大、大まぐれだ」 などと言われたりしました。 試験だって、実力以外に時の運もあるのに・・・ まぁ、担任の愚痴を言っても始まらないのですが、 学校自体も奇妙でして、部活動に、野球部、ラグビー部がありませんでした。 理由は、「甲子園、花園に行くよりも勉強が大事だろ」という話です。 そこで、高校で夢の甲子園、花園でチームを応援という夢ははかなく消えました。 当然、補講もありましたが、元旦の補講に出ると、 五角形の形をした鉛筆、「合格えんぴつ」と、 なぜか知りませんが、「合格みかん」をもらえるそうです。 そうですというのは、俺は補講というものは嫌いだったので、 ほとんど出席したためしが無いからです。 共通一次(センター)試験の会場の前で、生徒を並ばせ、 訳の分からない、合格体操をし、シュプレヒコールといいますか、 「ゴーカク!、ゴーカク!、ゴーカク!・・・」と、手を天に振り上げて、 制服を着ながら男子も女子も叫びますので、新聞社が写真を撮りに来るほど、 クレイジーな高校でした。 こんなことをやっていても、目標は地元の大学に何人合格したかを 基準に考えているので、他の有名高校みたいに、東大、京大、早稲田、慶応何人合格といったような、規模とは程遠いので、個人的には、小さいところで競ってて、 なんてトホホな学校なんだろうか・・・なんて考えていました。 最近までの、ゆとり教育の時期は、なんと、0時間目と7時間目があったそうです。 あの高校ならやりかねないなぁと妙に納得していました。 そんなこんながあり、「現役で大学に合格させれたら、どんな手段も選ばない」という学校でしたので、今回の事件も、きっと当たり前にやっているのだろうと思っていたら、やっぱりやっていたのでした。 はっきり言って汚点ですよね。まぁ、母校に愛着がまったく無いので、どうでも良いのですが、笑ってしまうのは仕方ないですし、そらみたことかと思っている次第です。 唯一、良かったのは、あの高校で、悪友たちと出会えたこと。 それだけが、あの高校に居てよかったなぁと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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