音楽葬いってきました。もちろん。
入り口に入ると、「もっと近くで君の横顔見ていたい」の力強い泉水ちゃんの声が聞こえてきました。武道館でのライブが昨日のように思い出された。たくさんの人がいました。本当に熱くて、涙より汗が止まらないくらい。思い出すだけで本当に悲しいのにあまりのいい天気に泣いている人はいなかった。私も泣きそうだったけど、泣かなかった。でも、ここに集まっている人たちは、本当にみんなZARDが大好きなんだ。私の好きな曲の一つの歌詞のサビでこんな部分がある。誰もがみんな立ち去るときが来るけど忘れないでどうしようもなく好きだからIcan't tell触れていたいんだ想い出に・・・この通りだ。どうしようもなく好きだから少しでもそのかけらにでも触れていたいんだ。想い出に。泉水ちゃんはわたしたちのまえから立ち去ってしまったけど。そして、中に入って泉水ちゃんの好きな花という真っ白な「カラー」を渡されて献花。本当に真っ白な泉水ちゃんにピッタリだ。きれいな花で「ZARD」という文字が彩られていたその祭壇は、ZARDの文字の入ったヘッドホンや愛用のマグカップそして大ヒット曲「負けないで」の直筆の歌詞が書かれた譜面が置かれていた。私たちにはいつもそばにいるようで、決して近づけないような存在だった坂井泉水。彼女がこの世を去ってからやっと、彼女に近づけたような気がした。そして、最後にこんなに素敵な写真が飾られていた。暮れゆく都会(まち) あふれる人並み今にも笑顔であなたが現れそうできっと忘れない 泉水そして、写真と同じフォトカードが手渡されました。あまりにも素敵で、もう一周しようかと思いました。暑くなかったら絶対してた・・・。きっとじゃなく絶対忘れない。ずっと大切にしていこうと思う。このフォトカードも、坂井泉水の詩も声もすべて。