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カテゴリ:ジョギング
薄暗い早朝の広瀬川沿いを一人スロージョグ。
私より少しだけペースが遅いランナーに,じりじり近づいていく。 ペースが近い相手は,抜くときに並走する時間が長く,逆に挨拶し辛いと感じる。 追いつくとその方がペースを上げ,完全に並走状態に。 ムキになっていると思しき相手に対し, 挨拶するタイミングを逸した私に,向こうから挨拶される。 その方が音楽を聴きながら走っているのがわかる。 「おはようございます」 と返す私に対し,そのランナーが 「アー ユー ジャパニーズ?」 えっ? 日本人じゃないの?? 普通の中年おじさんにしか見えないけど,日本以外の東洋人なのかも。 であるなら,こういうのを異文化コミュニケーションなんて言ったりするのかも。 そういえば,よく聞き取れなかった最初の挨拶は「おはよう」ではなかった。 グッドモーニングだったかも知れない。 そう思い至り,多少ワクワクしながら私は 「イエス!」 と答える。 コミュニケーションとして聞き返すのが礼儀だと, 同様の質問を一応英語で投げかけてみると,そのランナー, 「アイ アム ジャパニーズ!」 は? 何それ?? 俺,英語で話す必要全くないじゃんか! あー,アホらしい。 そう思い,ちょっとペースを上げ引き離すと,後ろから 「アイ アム シックスティ(60)」 と,聞こえる。 呆れモードの私はそのままにしていると,さらに 「アー ユー ステューデント?」 との問いかけがあったので, 「ノー!アイ アム フォーティートゥ イヤーズ オールド!」 そう叫びつつ,嫌々もう一段ペースを上げて走り去った。 なんなんだよ,一体!? 俺も俺だ。 最後まで英語で相手をしてしまったではないか!(笑) 落ち着いて考えると, そのランナーが聞いていたのは 石川遼がCMをやっている「スピードラーニング」の類ではなかったのか。 完全に英語の世界に入り込み,ついつい英語で話しかけてしまったのか。 いや,単に私を練習台にしただけなのだ。 確信犯だよ,きっと。 面倒臭い思いをしたけど,刺激的な?朝なのであった。 ================================== 【~月曜】 かかとの不安もあり,ランオフ 【火曜】 4キロ スロージョグ 痛みまでは出ず お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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