|
カテゴリ:日常
今年に入ってコツコツと読みすすめた本。 ようやく読み終わった。 沈まぬ太陽 山崎豊子 著 アフリカ編 (上・下) 御巣鷹山編 会長室編(上・下) 三部作の計5巻 ビア子が数年前に読み終えたいつものパターンで,いつかは挑んでみようと決めていた。 5冊という超難敵に勇気が出なかったが,手に取ってみたのが1月中旬だった。 日本の航空会社を舞台にした,同社員の労働組合役員である人物を描いた作品。 労使交渉の決裂から,ストライキを実施した主人公に対し, 10年もの間,海外僻地をたらい回しさせるような流罪同様の懲罰人事を実施した企業側。 それに屈することなく会社に留まり,自分の信念を貫き通す姿に心を打たれる。 この長編に興味を持ったのは, フィクションであるこの作品は限りなく事実に基づいて書かれている点。 航空会社は「御巣鷹山」からおわかりのように○本航空であり, 主人公も実在する社員がモデルになっている。 多少の脚色はあるだろうが,大企業, しかも半官半民(当時)の企業が抱えている闇の部分を赤裸々に描いているのがわかる。 ○航機墜落事故の詳細も初めて知ることが多かった。 事故原因は私がおぼろげに理解していたものとはかけ離れていたし, 遺族の行動や社員の対応など考えさせられるものがあった。 映画化もされているというので,こちらもレンタルしてみたい。 3時間22分と長時間の作品らしいが,そのくらいないと描けないボリュームがありそうだ。 ========================== 【~土曜】 脚の様子見や強風でお休み 【日曜】 5キロ ジョグ 31分 一応痛みは出なかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日常] カテゴリの最新記事
|