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カテゴリ:Jazz
Cassandra Wilson“Traveling Miles”1999年 Blue Note/Capitol R. USA盤 ジャケット:レコーディング?それともステージを終了したあとのぐったり感でしょうか。気だるそうですね。セピア色のPhotoが渋すぎます。なぜか、普通バーコードがあるのですがこれには印刷がありません。 457枚目!で2003年作品の“Glamoured”を取り上げました。今回のCDはその4年前ですが、なにかJazz色がより強い感じがします。MilesのトリビュートとしてのAlbumのようですから当たり前かな。 1曲目“Run The VooDoo Down”Miles Davisの曲にCassandra Wilsonが詩をつけたようです。いやー、Horn SectionはまさにMilesって感じを出していますね。ここにCassandraのVocalがうまく絡んでますねー、ぐいぐい引っ張っていっている感じがします。 2曲目“Traveling Miles”わー、これも渋すぎます。BackのGuitarがいいなー、Stevie Wonderの“Visions”を聴いているみたいです。Saxも鳥肌が立つような音色でこういった曲、結構好きです。 3曲目“Right Here、Right Now”ありゃ、何となくRoberta Flackを思い出してしまいます。 4曲目“Time After Time”なぜか、これはCyndi Lauperの曲ですね。しっかりJazzになってますね。Cassandra WilsonのPOWERを感じます。 5曲目“When The Goes Down”ちょっぴりRockっぽいところもありますが、壮大さを感じます。 6曲目“Seven Step”Swingしてます。こりゃあいいわー、Percussionが軽やか!これもMilesの作品でした。6分44秒のキキモノですね。 7曲目“Someday My Prince Will Come”ゆったりしてますねー、気だるさがいいなー。 8曲目“Never Broken(ESP)”Wayne Shorterの曲です。詩はCassandra Wilsonです。ここまで聴いて来てなにか不思議だなー、とおもったらViolinが参加してますね。この曲何となく南米のにおいがします。 9曲目“Resurrection Blues (Tutu)”おー、これはMarcus Millerの曲ですね。曲の真ん中あたりでMarimbaがバーンと前に出てくるところがいい!この曲聴いていて、Roberta Flackの“I Can See The Sun In Late December”の間奏部分を思い出してしまいました。好きですねー、こういうタイプの曲。 10曲目“Sky And Sea (Blue In Green)”Miles Davisの曲です。詩をCassandra Wilsonが書いてます。体がぐったりするというか、緩やかになりそうな曲調です。Piano、Guitarの音色がゆったりしていいわー。ん?ちょっとVocalのレンジが高すぎ? 11曲目“Piper”不思議な音がするとおもったらGreek Bazoukiだってギリシャの伝統楽器のようで、日本で言うと琵琶みたいな幹事を想像してください。そういえば、中東っぽい音色です。 12曲目“VooDoo Reprise”Guest Vocal としてAngelique Kidjoが参加していてAfrican的な曲にも聞こえます。さすがMilesの曲ですね。どんな風にも幅広くアレンジができるようです。最後は、Yeah!で締めくくられます。 後半はちょっとあきてきた感はありましたが、Vocalはスゴウマですね。生のVocalが聴いてみたくなりました。 お気に入り度:7.6 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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