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October 3, 2009
カテゴリ：Soul
 Stevie Wonder“Natural Wonder”１９９５年 Motown R. USA盤 ジャケット：深い緑の水面に雫が乗った葉、Pianoの鍵盤、ハーモニカ、アンモナイトの輪切り！？そして舞台上のStevie Wonder。そして、印刷のつや消しマジックのようにWONDERが光っています。 このジャケットは紙製で、開くとスイスの国旗のような十文字になり、未発表（Previously Unreleased）の3曲のタイトル名につい目が行きます。 さて、少々古いLive盤ですがようやく手にすることができました。なかなか高くって手が出せなかったです。これも中古屋さんでほぼ新品の状態で購入できました。 ２枚組みのLive収録されたCDですが、クレジットではNatural Wonder Tourの大阪そしてTel Aviv（イスラエル）と記されています。 チケットの半券を見たところ、１９９５年２月２４日横浜アリーナで見てます。大阪公演はこのあとの３月１日、２日に行われておりいずれかの収録と思われます。盛り上がりの状態から普通に考えれば大阪の最終公演日の３月２日かな。 まともなLive収録では２作目のようです。1970年に発売されたLive at the Talk of the Town以来のようです。 さて、収録曲です。 CD１枚目。 １．Dancing To The Rhythm ２．Love's in Need of Love Today ３．Master Blaster (Jammin') ４．Stevie Ray Blues ５．Higher Ground ６．Rocket Love ７．Stay Gold ８．Ribbon In The Sky ９．Pastime Paradise １０．If It's Magic １１．Ms. & Mr.Little Ones １２．Village Ghetto Land １３．Tomorrow Robins Will Sing １曲目から未発表曲でした。もう１４年も前のことを思い出しながら聴いています。たしか、そういえば聴いたことない曲だったな、なんて記憶がよみがえってきた！ Full Orchestraがバックにつくとの情報があって、どうしても見たくなったのですがなんと名古屋飛ばしでやむを得ず横浜に行った記憶も思い出した！ さてさて、未発表曲が終わって最後に「どうもありがとう！こんばんは！こんばんは！ハロー ! 」のStevie の声が会場に響き渡ります。 Full Orchestraをバックにして歌うStevie は本当にすごいの一言に尽きます。VocalはCDとおんなじなんです。当たり前かもしれませんが、CDで聴いたVocalと何となく違うなと感じるArtistsって結構いますが、Stevieはいつ聴いても、いつみても安心して聴けます。ハズレはないですね。おー、本当に懐かしさで涙が出そうになります。 ３曲目“Master Blaster (Jammin')”の前にAre You Ready？の３回のCallあり。まだまだ盛り上がりに欠けるのかな。OrchestraのHorn SectionのためかReggae感もちょっぴりやさしく伝わります。 ４曲目“Stevie Ray Blues”基本はInstrumentalですね。これも未発表曲。StevieはPiano弾いて軽く口ずさむ程度のVocalです。流れるように、５曲目“Higher Ground”Real Timeで聴きました。Billboard、Cash BoのChartを駆け上がってきたのを思い出した。でも、この曲若い方には“ん？”って感じでしたね。 ６曲目“Rocket Love”Synthesizerの音色、VocalがCDと何となく異なっている感じがしますがアレンジを微妙に変えているんでしょうね。 ７曲目“Stay Gold”これもアレンジが相違して導入部分が微妙に違うなー、やっぱりBackのせいでしょうか。コッポラの映画を思い出した。Stevie のハーモニカ、なんともいえない独特というか、吹き方が違うのか、妙に気になる音色です。 ８曲目“Ribbon In The Sky”Balladが続きます。Stringsがきれい。そして、もうJazz ClubのようなSax、Harmonicaのセッション、Synthesizerの絡む場面もあってワクワクします。そして、StevieのJazz Vocalがすんばらしい！８分を越えますがあっという間、キキモノですね。 ９曲目“Pastime Paradise”これも今までLiveで採用していたかなー、Hit曲ではないけど隠れた名曲だと思っています。これは、Violinを前面に出すための曲かな。 １０曲目“If It's Magic”これは、Harpを前面に出すため！粋な選曲だよなー。つい仕事をしている手を休めてボーっと聴き惚れてしまいます。 １１曲目“Ms. & Mr.Little Ones”未発表曲、軽やかさの中に深みがあります。 １２曲目“Village Ghetto Land”うーん、静かに観客は聞き入っています。 １３曲目“Tomorrow Robins Will Sing”この曲うーん、中ジャケットではConversation Peaceから・・・聴きこんでないな。まあ、いいか。 さて、２枚目です。 １．Overjoyed ２．My Cherie Amour ３．Signed, Sealed, Delivered I'm Yours ４．Living for the City ５．Sir Duke ６．I Wish ７．You Are the Sunshine of My Life ８．Superstition ９．I Just Called to Say I Love You １０．For Your Love １１．Another Star １曲目“Overjoyed”、あれ、なにかVocalが沈んでいる感じがします。これは、イスラエル公演かなあ。Hitしていた当事、雲の中を飛んでいるかのようなビデオクリップを思い出します。 ２曲目“My Cherie Amour”1969年のHit曲です。私が洋楽を聴き始める1年前ですが、何となくラジオで流れていたような気がします。のちに、Nestleの珈琲CMでひんぱんん流れていて、まさかこれの曲の作者がStevie Wonderだとは驚きました。 ３曲目“Signed, Sealed, Delivered I'm Yours”たしかこれは1970年ですね。このころから洋楽に没頭。あ、BillboardのChartでは、Signed, Sealed, Delivered（ I'm Yours） でしたね。 ４曲目“Living for the City”これ、大好き。隠れた名曲だと思ってます。当時のアメリカをそのまま曲にした関係でNo.1にはなりませんでしたが息の長いHit曲でした。 ５曲目“Sir Duke”Duke Ellintonにささげた曲でしたね。で、この曲の後は決まって、６曲“I Wish”です。はじけるGuitarそしてHorn Sectionなどなど。つい、腰を動かして体を動かしDancin’したくなります。ん？「いち、に、いち、に、さん、ふー？？？」あれ？これって日本じゃん。 ７曲目“You Are the Sunshine of My Life”もうここらあたりはリアルタイムで聞いてました。英訳のAppleってなんだろうとそうとうなやんだことがあります。 Billboard Top ４０をRadio関東、毎日放送Radio、FEN中波、FEN短波と何度も何度も再放送も含め繰り返して聴いてました。 ８曲目“Superstition”これは、もう名曲中の名曲。Soul Rockといっても過言ではありませんね。Eric Claptonを初めとしてRock MusicianがLiveで取り上げています。 ９曲目“I Just Called to Say I Love You”これも名曲。そして、東京電気化学（現在のTDK）のカセットテープのCMでStevie も登場して宣伝してましたね。うーん、懐かしい。観客のChorusもフレーズが簡単で歌いやすいですね。ただ、このLiveでは観客の声が聴きづらいですね。“I Love You、I Love You、とってもー愛してます。とってもー愛してます。I Love You”のStevieの声が。さて、イスラエルのLive会場の音源はどこ？ １０曲目“For Your Love”このLiveでの最新Hitですね。 １１曲目“Another Star”さて、最後です！もう最高潮！Introの女性Back Ground VocalとHorn SectionがStevieのVocalを際立たせますねー。うーん、普通にFade Outしちゃいました。 さて、久しぶりにまともなLive CD聴きました。Stevieやっぱし上手すぎです。 Stevieもお蔵入りした曲が何千曲（ちょっとオーバーですが。もう30年くらい前の話ではこのときすでに１０００曲を越えているとの報道がありました。）とあるようですが、なかなか耳にしませんし、いい曲で新作Albumを出せる力量があるのに本当に残念ですね。 Jazz StevieというAlbumもお蔵入りしたし、Crazy Letterもどこかに行っちゃいました。聴きたいなー。 お気に入り度：８．５ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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