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カテゴリ:Asian
城之内 ミサ“追遠(Spiritual Discover)”2009年 TAKUMI NOTE/テイチク 日本盤 ジャケット:太陽、宵の月そして池に流れ落ちる滝、白い花。赤い日本画的な色合いが渋すぎますね。 左下にUNESCOのマーク、城之内ミサの下に「ユネスコ平和芸術家」とあります。 ジャンルはAsian-Popsでしょうか。 11月3日(火・文化の日)川崎シンフォニーホールで行われたConcertの後に購入、サインをいただいたCDです。 タイトルは“追遠”なかなかこのような言葉は使いませんね。で、ライナーノートを見たところ「遠きを想う」とのこと、読んでいくと「人生を想う」こととのこと。 遠きを想いながら、今を生きる。それぞれの方々の今が、どうか幸せでありますように。 そして輝く未来へ、この美しい地球を未来の子供たちへ残していけますように。 遠きを想うとは、過去ばかりではなく、未来へ馳せる想いでもあるのです。と締めくくられてます。このAlbumができたことに感謝されています。 全12曲です。1曲目の導入部分と12曲目の終結部分に“Original scenery~原風景”この曲はConcertでも演奏されました。遠い過去、祈りの声をイメージされたようです。いろいろな楽器が織り成す広がりのある曲。そして、ミサさんのVocalとハミングのようなChorusが妙に印象的です。 ArmeniaのDoudoukという楽器に日本の管楽器ですが、Doudoukはよく判りませんが多分縦笛のようなもののようです。 2曲目“Growing Horizon”城之内ミサさんのPianoと縦笛のマッチングがいい!海外からのConcert帰りに飛行機から見た夕日のイメージとありますが、早く日本に帰りたいとの感じが出ていますね。 3曲目“名もなき花の舞~Fluttering”花びらが舞うイメージですが、どうも桜をイメージしがちですがFranceでの花のようです。さあ、どんな花なんでしょうか。 4曲目“旅路の果て~Journey to the next world”Concertの中でもMCで話をされていました。亡くなられたお父さんのイメージだったでしょうか。 5曲目“Rising Sun”先ほど(2曲目)は夕日のイメージでしたがこちらは朝日ですね。1日が始まる感じがよく出ていますね。 6曲目“安隠なれ~Live in quiet”Concertの中でも演じられ確か、西本願寺の依頼で作ったとか。感謝と平和が感じられます。 7曲目“Japonisme”Franceで起こった芸術運動?のイメージ。これはフランス国立管弦楽団の特別編成、すごいなー指揮は城之内ミサさんです。 8曲目“Peace of mind”UNESCOから与えられたミッションと記載されています。自然との戯れることの喜びを私はイメージしてしまいました。大きなメッセージが秘められています。 9曲目“紫音~Purplish tone”PianoとViolin人生を振り返るような曲。 10曲目“雪月花”雪の中で咲く梅一輪。IntroのPianoが雪の降るのをイメージさせてくれ、フルートが印象的。Concertでも演奏していただけました。 余談ですが、雪月花と聞いて、亡くなられた式貴士さんの「天虫花」を思い出してしまいました。 11曲目“Journey of the soul”魂の旅。ConcertのMCでもイメージして作りましたとの話をされていました。これは道をイメージしたとか。Stringsが綺麗だと思ったらフランス国立管弦楽団の特別編成でした。 12曲目“Original scenery~原風景(ピアノバージョン)”Piano Soloですね。つい仕事をしている手を休めて聴き入ってしまうような曲です。 全曲を聴いている間Concertを思い出しながら聴いてしまいました。 お気に入り度:8.0 平安遷都1300年記念事業のConcertが非常に楽しみですが、一般にチケットが発売されるのだろうかちょっぴり心配ですが、絶対に見逃せないなと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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