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カテゴリ:Soul
Sade“Soldier Of Love”2010年 SONY Music Canada盤
Sade“Soldier Of Love” ジャケット:女性が鉄棒?それとも戦旗を持とうとしているのか、それとも飛んでいる鳥を撃とうとして長い鉄砲を持とうとしているのか。車のCFじゃないですが背中が丸見えですねー。 とうとう復活しましたね、Sade。 10何年ぶりなんだろう。ジャケットを見たときいつものSadeの雰囲気を感じましたが、後姿でした。これは一体何を現しているんでしょう。 USA盤かと期待して注文を入れましたが、到着したCDを見たらん?ん?MADE IN/IMPRIME AU CANADAありゃ、がっかり。ま、いいか。 ジャンルはSoulまたはSoul/Jazzでしょうか。ジャンルなんかはどうでもいいのですがあくまで目安ということで解釈してください。 さあ、1曲目“The Moon and The Sky”いつもの憂いを含んだようなGuitarで始まります。VocalのAduの声が太く聞こえて本当か?と疑いましたが聞き込んでいくうちに少しずつ慣れてきましたが、ちょっと雰囲気が相違しています。 2曲目“Solider Of Love”タイトル曲です。このAlbumで一番長く5分58秒です。静けさを表現するSynthesizerの音色からTrumpetの音が今から攻めるぞ!って感じがあふれます。Drumsの感じも攻撃的、今までのSadeとはちょっとちがうぞ!一歩踏み込んだSadeの世界を表現しています。好きです! 3曲目“Morning Bird”Pianoのイントロ、この曲は従来のSadeに近いですね。ゆったりとした従来に近いVocalとBackground ChorusとPiano、Percussion、低くDrumsが響き渡ります。壮大というか奥深く心に響くのはなぜだろう。 Canada盤ということで実は音質は期待していませんでしたが、US盤に近い感じです。結構大音量で聴きましたが抜けもよく抵抗はなかったですね。 4曲目“Babyfather” AduのVocalと重さの中に軽い男性Vocalが絡みBackground Chorusも軽いなー。新路線? 5曲目“Long Hard Road”これも従来のSadeに近い曲調で、Vocalも従来に近いかな。 6曲目“Be That Easy”ありゃ、ゆったり感のあるCountry調の曲です。Vocalも結構高く聞こえますね。口笛が最後に出てきます。 7曲目“In Another Time”2曲目の“Solider Of Love”に感じが似ています。これ、相当重く聞こえて、早朝の車通勤の車内で聴いて、つい聴くのをやめちゃいました。辛く聞こえるのはなぜでしょうか。Backで聞こえるインドの鋸で音を出すようないやな音色。この曲を聴く時間帯は夕方以降でしょう。でも不思議な曲です。 8曲目“In Another Time”60年代後半のR&Bの雰囲気に何となく似ている感じです。Piano、Violin、Trumpetもゆったり聞こえてきてJazzっぽいですね。 9曲目“Skin”Bass Guitar、低くDrumsが響きます。 10曲目“The Safest Place”静けさをイメージしたイントロからAduのIn My Hurtと始まります。Strings、Guitarの音色が寂しさを増長してきます。こういう短い曲を最後に聴いちゃうともう次のAlbumを期待してしまいます。 全米のHit Chartでも1位を堅持しているようです。さて、Albumが出たということは、Live Tourをやってくれるのかな。期待しちゃいます。 お気に入り度:8.2 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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