毎日CD１枚紹介！

Bjork "Biophilia" ２０１１年　Wellhart Ltd. Made in EU （CD裏面に、MADE IN GERMANY の刻印)

　さあ、Bjorkの登場です。
　久しぶりというか、名古屋の大手CD販売店で迷って一番安いCDを購入いたしました。このあとMIXされたCDが発表されています。近日中に購入予定です。
　ジャケットは見てのとおり、不思議な感じです。日本で言うときゃりーぱみゅぱみゅ？（失礼！）プラスチックケースにシールが貼られています。
　真っ赤な髪、金属系の衣装？Percussion？を身に纏い、演奏してくれるんだろうなー。Liveが楽しみです。
　ジャンルは、Alternative RockまたはWorld Musicでいいんでしょうね。うーん、Rockにはちょっとほど遠い感じですが・・・静かに沈黙して聴いてしまいます。

　いつ聴いても不思議なSoundですが、ずっと頭に残るんですね。

　CD収録曲は、全１０曲。ゆったりと聴いていきましょう。
1．Moon
2. Thunderbolt
3. Crystalline
4. Cosmogony
5. Dark Matter
6. Hollow
7. Virus
8. Sacrifice
9. Mutual Core
10.Solstice

１曲目”Moon”,イントロの弦楽器、多分Bjorkのおなかの辺りをポロンポロンと指でつま弾いてるんだろうなーと想像しちゃいます。静かにゆったりとよーく聴くと、なんとなく平安時代？の雅楽のようなMelody。アイスランドの厳しい冬空に月とオーロラを頭に浮かべてしまいました。
２曲目”Thunderbolt ”静かに賛美歌を歌っているかのような曲です。
３曲目”Crystalline”イントロは、１曲目に類似していますがちょっぴり鉄琴の音色のようにも聞こえます。ちょっとこれは、バリ方面のMelodyのようにも聞こえるなー。最後のところで激しいぶっ叩きDramsが、いいぞー。
４曲目”Cosmogony”宇宙感でも歌っているんでしょうね。アイルランドのHorrnがバックで聞こえ壮大感たっぷり。
５曲目”Dark Matter”Dark感たっぷり、というか悲壮感？Background Vocalも加えて、なにか怖いなー。

６曲目”Hollow”イントロのストリングスのBass、Violinが怪奇物語の恐怖感をさらに増幅させるような音づくり。”時計仕掛けのオレンジ”を思い出してしまった。これも後半は、Abstract　Jazz的な創りも挿入されてます。
７曲目”Virus”タイトル名のビールスで、どんな曲かと聴き始めましたが、可愛い感じ。クリアーなPercussion群がいいなー。ちょっぴり、ガムラン？
８曲目”Sacrifice”中盤と終盤で、House的なDramsがちょっぴり。
９曲目”Mutual Core”教会で熱く歌ってる感のある曲です。中盤から、叩き上げたHouseと賛美歌の集合、混合。新しいジャンルの曲を聴いているようです。
１０曲目”Solstice ”右に左につま弾かれる弦の音色に弾かれます。ちょっぴりアジア大陸系？静かにFade Out。

いやー、Melodyにチョッピリ遅れて歌うBjork。アコースティック調のAlbumの創りに奥深さを感じます。

お気に入り度：８．３

追加：８月３日のチケットが２次抽選でスタンディングですが当たりました。もう、あきらめてましたがヤレヤレです。５年ぶりに生Bjorkに会えます！
今回は、チケットが無く全てクレジット扱いで、決済したクレジットカードをスキャンするとチケットが交付さ　　　れるという方式。今後こういう方式になって行くのかなー。という、感想。

追加２：ヤフオクみたら、１４諭吉で出されてました。ペアで３０諭吉？？もう信じられないです。

追加３：過去にというか、LP時代にドイツ盤を購入し聴いたとき、低周波？の低いサーというノイズが気になったのですが、基本的に音の作りは同じなので、耳が遠くなったというか、老化現象が進んできたのかなー。